特許
J-GLOBAL ID:200903096955783991

有機低分子量化合物の抽出方法および有機低分子量化合物の分析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-149170
公開番号(公開出願番号):特開平9-329589
出願日: 1996年06月11日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【解決手段】 高周波電磁誘導加熱装置内に塩化ビニル樹脂等の試料(X)が充填され、かつ試料(X)の分解温度未満の温度まで発熱する電磁誘導発熱性金属体、例えばキューリー温度220°Cの強磁性金属体で覆われた試料セルを配し、これをキューリー温度まで高周波電磁誘導加熱して該試料(X)から添加剤、未反応化合物等の有機低分子量化合物(Y)を揮発させて抽出する抽出方法、および抽出した有機低分子量化合物をGC、GC-MS等、各種の分析の試料として用いる分析方法。【効果】 試料(X)中に含まれる有機低分子量化合物を短時間で容易に再現性良く加熱抽出できる。しかも、抽出した有機低分子量化合物はマススペクトロメーターによる分析のみならず、元素分析、赤外分光分析、ガスクロマトグラフィーなどの各種の分析にも好ましく使用でき、容易に精度の高い分析ができる。
請求項(抜粋):
高周波電磁誘導加熱装置内に、試料(X)が充填され、かつ試料(X)の分解温度未満の温度まで発熱する電磁誘導発熱性金属体で覆われた試料セルを配し、これをキューリー温度まで高周波電磁誘導加熱して該試料(X)から有機低分子量化合物(Y)を揮発させて抽出すること特徴とする有機低分子量化合物の抽出方法。
IPC (3件):
G01N 30/06 ,  C07B 63/00 ,  G01N 30/12
FI (3件):
G01N 30/06 G ,  C07B 63/00 A ,  G01N 30/12 S

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