特許
J-GLOBAL ID:200903096960435209

金属含有過塩基性清浄剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-500177
公開番号(公開出願番号):特表2000-511577
出願日: 1997年05月16日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】少なくとも2種の界面活性剤の少なくとも1種がフェノール界面活性剤又はサリチル酸界面活性剤である界面活性剤からTBNが少なくとも300のカルシウム過塩基性清浄剤の製造方法。オーバーベーシングは、100°C未満の温度で少なくとも2工程で行なわれ、該オーバーベーシング工程の少なくとも1工程に続いてヒートソーキングが行なわれる。製造された該過塩基性清浄剤は、有効な船舶用ディーゼル潤滑剤添加剤である。
請求項(抜粋):
少なくとも2種の界面活性剤から誘導された界面活性剤系を有するカルシウ ム過塩基性清浄剤の製造方法であって、 (A)下記成分(a)、(b)及び(c)を含む混合液をオーバーベーシング剤(本明細書 に定義される)で処理し、 (a)下記(a1)及び(a2)より選ばれる界面活性剤: (a1)少なくとも2種の界面活性剤、その少なくとも1種は硫化又は非硫化フ ェノール又はその誘導体であり、他の1種又は少なくとももう1種はフェ ノール界面活性剤以外の界面活性剤である; (a2)少なくとも2種の界面活性剤、モの少なくとも1種は硫化又は非硫化 サリチル酸又はその誘導体であり、他の1種又は少なくとももう1種はサ リチル酸界面活性剤以外の界面活性剤である; (b)少なくとも1種の塩基性カルシウム化合物;及び (c)油、 該オーバーベーシング剤による処理が100°C未満で行なわれる工程; (B)(A)の生成物をヒートソーキング工程に供する工程; (C)(B)の生成物に塩基性カルシウム化合物の量を更に加え、そのようにして得 られた混合液をオーバーベーシング剤で処理し、前記処理が100°C末満で行な われる工程;及び (D)(C)の生成物をヒートソーキング工程に供する工程 を含み、工程(B)又は工程(D)は任意であるが、工程(B)と工程(D)は共に含まれ ることが好ましく、該成分全ての質量比率はTBNが少なくとも300である過塩 基性清浄剤を製造するような割合である、前記方法。
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特表平1-501399
  • 潤滑油組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-002020   出願人:ビーピーケミカルズ(アディティブス)リミテッド
  • 特開昭60-044595
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審査官引用 (10件)
  • 特開平2-034690
  • 特表平1-501399
  • 潤滑油組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-002020   出願人:ビーピーケミカルズ(アディティブス)リミテッド
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