特許
J-GLOBAL ID:200903096967872698

構造部材の横座屈補剛構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 享
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-139498
公開番号(公開出願番号):特開平5-331963
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 構造部材の塑性域を考慮した安定的な変形性能を確保しつつ、横剛性を大きくして、つなぎ梁等の横座屈止めを減らし、構造計画における設計の自由度を増す【構成】 地震荷重等により、H形鋼梁1の塑性化が想定される材端近傍の所定区間について、チャンネルからなる補剛部材11を添接する。補剛部材11は梁1の中立軸に沿って、ウェブ2の両面に配置し、中立軸近傍で千鳥状に配したボルト5で止め付ける。補剛部材11の上下フランジ11b部分は、梁1の上下フランジ3と離れており、また中立軸近傍のみボルト接合することで、補剛部材11が弾性域における梁1の曲げ強度に実質的に係わらないようにしている。
請求項(抜粋):
ウェブの両端にフランジを有する構造部材の前記フランジの塑性化域を対象とした横座屈補剛構造であって、前記フランジの塑性化が考慮される区間を含む所定区間について、前記構造部材のウェブに、前記フランジと平行に、該フランジと所定間隔をおいて、所定の横剛性を与える補剛部材を添接したことを特徴とする構造部材の横座屈補剛構造。

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