特許
J-GLOBAL ID:200903096972565396

ポリオレフィン複合長繊維不織布及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-075300
公開番号(公開出願番号):特開平10-266056
出願日: 1997年03月27日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 糸切れがなく、紡糸性に優れ、強度、柔軟性及び地合に優れる芯-鞘型の複合長繊維不織布及びその製造方法を提供する。【解決手段】 芯-鞘型の複合長繊維不織布とその製造方法であって、芯成分として重量平均分子量を数量平均分子量で除した値で定義されるQ値が1.5〜2.7で、210°C、荷重2.16kgにおけるメルトフローレートが、10〜100g/10分の高活性メタロセン触媒で重合されたポリプロピレンを用い、鞘成分としてQ値が2.5〜4.5、190°C、荷重2.16kgにおけるメルトフローレートが10〜70g/10分の高密度ポリエチレン或いは前記高密度ポリエチレン20〜80重量%と、線状低密度ポリエチレン80〜20重量%との混合物を用い、メルトフローレート同士の差が0〜35g/10で、溶融紡糸温度230°C〜270°Cの範囲から選ばれた同一の温度にて溶融押出し紡糸する。
請求項(抜粋):
芯成分と鞘成分からなる複合長繊維によって形成された繊度が1〜10デニールからなるポリオレフィン複合不織布において、前記芯成分が高活性メタロセン触媒を用いて重合され、重量平均分子量を数量平均分子量で除した値で定義されるQ値が1.5〜2.7で、JIS K 7210に記載された方法で測定された温度230°C、荷重2.16kgの条件におけるメルトフローレートが10〜100g/10分のポリプロピレンと、前記鞘成分がQ値2.5〜4.5、前記方法で測定された温度190°C、荷重2.16kgにおけるメルトフローレートが10〜70g/10分の高密度ポリエチレンからなり、かつ鞘成分の繊維軸に直交する繊維断面積に占める重量比率が20〜80重量%であることを特徴とするポリオレフィン複合長繊維不織布。
IPC (6件):
D04H 3/00 ,  A61F 13/15 ,  D01D 5/34 ,  D01F 8/06 ,  D04H 3/16 ,  A41B 17/00
FI (6件):
D04H 3/00 D ,  D01D 5/34 ,  D01F 8/06 ,  D04H 3/16 ,  A41B 17/00 Z ,  A61F 13/18 310 Z

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