特許
J-GLOBAL ID:200903096979666821

映像信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-260809
公開番号(公開出願番号):特開平7-115544
出願日: 1993年10月19日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【目的】 可変長符号語を固定領域に格納するフォーマット処理時、必要とするメモリ容量を削減可能な映像信号処理装置を提供する。【構成】 各DCTブロックに割り当てられた固定領域に格納された低域データLACはそのままFFRAM10に保存し、同一シンクブロックに格納された高域データHAC0をFRAM10から抽出し、ワード単位でVRAM11の前方から格納する。同様に、他シンクブロックに格納された高域データHAC1をFRAM10から抽出し、ワード単位でVRAM11の後方から格納する。この構成により、メモリ(VRAM11)の容量を大幅に削減でき、回路規模の縮小化に対し効果が大である。
請求項(抜粋):
入力信号の標本値を集めてm×nの画素毎に小ブロックを構成し、さらに小ブロックをk個集めて中ブロックを形成するブロック化器と、前記ブロック器の出力信号を小ブロック毎に直交変換する直交変換器と、前記直交変換器で得られた直交成分を量子化する量子化器と、前記量子化器の出力を可変長符号データに符号化する可変長符号化器と、前記可変長符号化器の出力信号を格納するメモリと、前記メモリの各小ブロックに割り当てられた固定ワード長領域に格納しきれる分の可変長符号データ(LAC)を格納し、格納しきれない可変長符号データを同一の中ブロックに属する小ブロックの固定ワード長領域の隙間に格納(この処理で格納された可変長符号語をHAC0と定義する)し、更に溢れる可変長符号データ(HAC1)を他の中ブロックに属する小ブロックの固定ワード長領域の隙間に格納するデ-タ制御器と、前記メモリに格納された可変長符号語データを出力する伝送器とによって生成された伝送信号を復調する映像信号処理装置であって、入力された信号を受信する受信器と、前記受信器の出力信号を格納する第1のメモリと、HAC0及びHAC1を格納する第2のメモリと、前記第1のメモリの各小ブロック毎に割り当てられた格納領域内で、HAC0及びHAC1を抽出し、抽出した中ブロック単位のHAC0を前記第2のメモリの前方から順番に格納し、同様に抽出した中ブロック単位のHAC1を前記第2のメモリの後方から格納する第1のデータ制御器と、可変長符号語データを小ブロック単位で前記第1及び第2のメモリからワード単位で読み出す第2のデータ制御器と、前記第1及び第2のメモリから出力された可変長符号語データを復号する可変長復号器と、前記復号器から供給された信号を逆量子化する逆量子器と、前記逆量子化の出力信号を小ブロック単位で逆直交変換する逆直交変換器とを備えたことを特徴とする映像信号処理装置。

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