特許
J-GLOBAL ID:200903096983799712

色調修正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-341689
公開番号(公開出願番号):特開平6-169393
出願日: 1992年11月27日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 容易な操作で、オペレータの要望通りの色調修正を施す。【構成】 第1のフレームメモリ10に格納されている原画像の各画素のRGB信号をRGB/CMYK変換部14でCMYK信号に変換する。原画像の各画素のRGB信号をルックアップテーブル17でHSL値に変換し、有効範囲メモリ16にストアされているdH,dS,dLと比較して各画素が指定された色空間での有効領域にあるかどうかを判定し、判定された画素のCMYK信号に対してパラメータメモリ18にストアされているkc,km,ky,kkを作用させて色調修正を行う。このとき、被修正色のHU,SU,LU データと、判定された画素のHij, Sij, Lijデータとの差分量に応じてkc,km,ky,kkの値を可変し、滑らかに変化する新たなパラメータを算出してこれを用いる。
請求項(抜粋):
原画像の各画素の加色混合の3原色信号(RGB信号)を各画素ごとに所定のRGB/CMYK変換処理により、減色混合の3原色(CMY信号)とブラック(K信号)とに変換し、これらのCMYK信号に対して色調修正を施す色調修正装置であって、前記原画像の各画素のRGB信号を記憶する原画像データ記憶手段と、前記RGB信号を前記CMYK信号に変換するRGB/CMYK変換手段と、前記RGB信号を知覚色の3属性値(色相、彩度、明度:HSL値)に変換する画像データ変換テーブルと、前記原画像データ記憶手段に記憶されたRGB信号から色調修正処理の対象中心となる被修正信号の指定、前記被修正信号に対して色調修正後に得たい目的信号の指定、および前記被修正信号を基準とした色調修正処理の有効範囲のHSL値での指定を行う処理条件指定手段と、前記処理条件指定手段で指定された被修正信号を、前記RGB/CMYK変換手段によりCMYK信号に変換した被修正変換信号と、前記処理条件指定手段で指定された目的信号とに基づき色調修正用のパラメータを算出するパラメータ算出手段と、前記原画像データ記憶手段に記憶された原画像の各画素のRGB信号を前記画像データ変換テーブルに与えることにより得られたHSL値と、前記処理条件指定手段から指定された色調修正処理の有効範囲を示すHSL値とを比較して色調修正処理の対象となる画素を判定する処理対象判定手段と、前記原画像データ記憶手段に記憶された原画像の各画素のRGB信号を前記RGB/CMYK変換手段に順次与えることにより得られたCMYK信号の内、前記処理対象判定手段で判定された有効範囲内の画素のCMYK信号に対して、前記パラメータ算出手段で算出されたパラメータを作用させて色調修正処理を行う修正処理手段と、を備えたことを特徴とする色調修正装置。
IPC (3件):
H04N 1/40 ,  G03F 3/08 ,  H04N 1/46

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