特許
J-GLOBAL ID:200903096988852220

壁画の剥離を測定する非破壊の音響学的方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-507080
公開番号(公開出願番号):特表2003-503703
出願日: 2000年06月13日
公開日(公表日): 2003年01月28日
要約:
【要約】フレスコ画、一般的には壁画における剥離を検出するための本発明による非破壊の音響学的方法は、剥離の物理的指標として吸音係数を使用する。この方法では、音源(1)と検出器(2)は壁画からある特定の距離に配置される。「ケプストラム」技術を使用することにより、バックグラウンドノイズが存在しても、反射信号Pr(t)を得るために検出信号p(t)から抽出されるべきダイレクト信号pd(t)の値を知ることなく、測定が実行される。測定に使用される装置に含まれるマイクロプロセッサは、壁画表面の所定のポイントにおける音響エネルギー吸収を自動的に決定するために必要な計算を実行する。こうして得られた値のイメージ処理によって、壁画の剥離ゾーンまたは分離ゾーンを表現するための二次元的な音響学的画像と三次元的な音響学的画像が形成される。
請求項(抜粋):
フレスコ画及び壁画を含む層状構造における分離ゾーンを検出して、該分離ゾーンまたは「剥離」の二次元的地図または三次元的地図を作成する非破壊の音響学的方法であって、 適切な帯域幅の音波を発信する衝撃音源(2)のダイレクト信号の値pd(t)と、マイクロフォンにおける検出信号の値p(t)とから得られる音響吸音係数を、剥離の物理的指標として使用し、 前記衝撃音源(2)と検出器(3)の両方は、解析される前記層状構造から特定の距離だけ離れた位置に置き、 前記衝撃音源(2)のダイレクト信号pd(t)を、ケプストラム法を使用して、反射信号pr(t)から分離することを特徴とする非破壊の音響学的方法。
IPC (3件):
G01N 29/10 506 ,  G01N 29/20 ,  G01N 29/22 502
FI (3件):
G01N 29/10 506 ,  G01N 29/20 ,  G01N 29/22 502
Fターム (13件):
2G047AA05 ,  2G047AB05 ,  2G047BA04 ,  2G047BC03 ,  2G047BC04 ,  2G047BC07 ,  2G047CA03 ,  2G047CA07 ,  2G047GG09 ,  2G047GG12 ,  2G047GG37 ,  2G047GG38 ,  2G047GH06
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
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