特許
J-GLOBAL ID:200903096989393238

自動販売機の冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-141849
公開番号(公開出願番号):特開平5-258164
出願日: 1992年06月03日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】複数の商品収納室別の蒸発器へ冷媒を分配する分配器に偏りを生じ、商品収納室の冷え方に差が生じても、電磁弁の制御によってこの冷え方の差を無くす。【構成】最も冷えにくい商品収納室の温度と冷え易い商品収納室の温度との差が許容温度差ΔT(この場合3deg)以上開くと冷え易い商品収納室の蒸発器の電磁弁を閉じ、冷えにくい商品収納室の蒸発器へ冷媒を集中して流すようにし、結果として全ての商品収納室の温度をほぼ同温度とする。但しこの制御のみでは前記温度の差が例えば10deg以上と極端に大きい場合、高温側商品収納室の蒸発器のみへいつまでも冷媒が集中して流れ続け、充分冷えていた筈の低温側商品収納室の商品温度が上がり過ぎるので上記冷媒集中制御を中止する。
請求項(抜粋):
販売に供する商品を収納する複数の商品収納室のそれぞれに設置され前記商品を冷却するために冷媒を蒸発させて冷熱を発生する冷媒蒸発器と、この蒸発器の下流に設置されて未蒸発の液状冷媒を貯留するアキュームレータと、このアキュームレータの下流に設置されて前記冷媒蒸発器で蒸発して低圧となった冷媒を加圧圧縮する圧縮機と、この圧縮機で圧縮され高温となった冷媒を冷却する冷媒凝縮器と、この冷媒をそれぞれの前記蒸発器に分流する分配器と、この分配器の下流に接続され前記圧縮機で圧縮され高圧となった冷媒を減圧する減圧装置と、前記蒸発器ならびに前記減圧装置の直列接続回路のそれぞれに直列に接続されて前記蒸発器への冷媒流路を開閉する電磁弁と、それぞれの前記蒸発器が発生する冷熱を前記商品に伝達するためにそれぞれの前記商品収納室内空気を循環させて循環風を生成するファンと、前記商品の温度に対応して前記電磁弁の開閉ならびに前記圧縮機の運転/停止を行うために必要な温度信号を出力する温度センサを備え、前記分配器が1本の入口管と前記蒸発器の設置台数と同数の出口管を有する自動販売機の冷却装置において、分配器が入口管と出口管との中間に前記冷媒の流れを前記分配器の中央に通流させるオリフィスを備えたことを特徴とする自動販売機の冷却装置。
IPC (3件):
G07F 9/10 101 ,  F25B 5/02 ,  F25B 41/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭62-284164
  • 特開平2-208467
  • 特開昭60-216156
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