特許
J-GLOBAL ID:200903096995505366

地上局配置設計支援装置の保守管理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-323034
公開番号(公開出願番号):特開平10-163985
出願日: 1996年12月03日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 地上局からの電波到達範囲を予測し、予測結果を地図と共に表示する地上局配置設計支援装置において、電波到達範囲の予測精度を向上する。【解決手段】 地上局配置設計支援装置を用いて配置設計した地上局の配置位置に従い実際に設置した地上局からの送信電波の電界強度を実測する(350)。そして、地上局配置設計時に求めた電界強度の予測ランクと、実測結果から得られる実測ランクとが一致しない場合には、その位置ずれ量(ランク付け誤差)を求め、予測ランク設定時に用いた判定距離の誤差として記憶する(380〜400)。そして、この誤差の蓄積量が所定値以上に達したら、全誤差の平均値を算出し、その算出した平均値にて、判定距離を修正する(410〜430)。この結果、地上局配置設計支援装置において電波到達範囲予測時に使用する判定距離を実測値に応じて最適値に更新することができる。
請求項(抜粋):
移動体通信のために屋外に配置される地上局から周囲に延びる道路上での電波伝搬特性に影響を与える道路の曲折角度,道路幅等の道路状況に対応して、前記地上局からの送信電波が周囲の道路上で所定レベル以上となる電波到達範囲を表わす距離情報が予め記憶された距離情報記憶手段と、道路地図を表わす地図データが記憶された地図データ記憶手段とを備え、外部から前記地上局の配置予定位置が指定されると、前記距離情報と前記地図データとに基づき、該配置予定位置から周囲に延びる各道路毎に前記道路状況に対応した電波到達範囲を予測し、該予測結果と前記地図データとに基づき、前記地上局の配置予定位置及び該配置予定位置からの道路上での電波到達範囲を識別可能な道路地図を所定の表示手段に表示する地上局配置設計支援装置において、前記電波到達範囲の予測特性を改善するために用いられる保守管理装置であって、前記地上局配置設計支援装置が予測した各道路上での電波到達範囲を前記地上局の配置予定位置と共に記憶する予測データ記憶手段と、前記地上局配置設計支援装置を用いて設計した配置予定位置に従って実際に設置された地上局からの電波到達範囲を前記各道路上で実測するための電波到達範囲実測手段と、該電波到達範囲実測手段による前記各道路上での前記電波到達範囲の実測値と、前記予測データ記憶手段に記憶された前記各道路上での電波到達範囲の予測結果との誤差を算出し、該算出結果を所定の誤差記憶手段に蓄積する誤差算出手段と、該誤差算出手段により算出され蓄積された前記誤差記憶手段内の誤差が所定数に達すると、該誤差の平均値を算出し、該算出結果に従い前記距離情報記憶手段に記憶された距離情報を補正する距離情報補正手段と、を備えたことを特徴とする地上局配置設計支援装置の保守管理装置。
IPC (3件):
H04B 17/00 ,  G09B 29/00 ,  H04B 7/26
FI (5件):
H04B 17/00 D ,  H04B 17/00 Q ,  H04B 17/00 T ,  G09B 29/00 F ,  H04B 7/26 K

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