特許
J-GLOBAL ID:200903097004107941
転がり軸受
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-295569
公開番号(公開出願番号):特開2000-120711
出願日: 1998年10月16日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】【課題】 回転体の外径と外輪の外径との寸法差が実数値として小さな軸受に対しても、従来型の持つ液体侵入防止効果を劣化させることなく、適用することができる密封装置を備えた転がり軸受の提供すること。【解決手段】 インペラの側の密封装置が、シール環5と、フリンガー6とから構成され、更に、シール環5が、強度補強環5e、第1副リップ部8、主リップ部9、主リップ部5aよりも外径側に位置する第2副リップ部5c及び嵌合部の4部分を構成する弾性体とからなり、フリンガー6が、第1円筒部6aと、第2円筒部6bとを有する構成の転がり軸受である。そして、回転体2が、大径の部分2aと小径の部分2bとからなり、主リップ部5aが大径の部分2aと摺接し、第1円筒部6aが小径の部分2bと嵌合することを特徴とする転がり軸受である。
請求項(抜粋):
ケーシングに固定される外輪と、大径の部分及び小怪の部分からなる回転体と、該外輪と該回転体との間に配置される複数列の転動体及びその保持器と、前記外輪の軸線方向両端部にそれぞれ載設される密封装置とを備え、該密封装置のうち、一方の側の密封装置が、前記外輪と嵌合するシール環と、前記回転体に嵌合されるフリンガーとから構成され、前記シール環が、第1副リップ部、主リップ部、該主リップ部よりも外径側に位置する第2副リップ部及び嵌合部を構成する弾性体と、強度補強環とからなっており、前記フリンガーが、前記回転体への嵌合部分である第1円筒部と、該第1円筒部よりも外径側に位置した第2円筒部とを有する転がり軸受において、前記第1副リップ部及び前記主リップ部が、前記回転体の大径の部分と摺接するとともに前記第2副リップ部が該主リップ部よりも外径側で前記フリンガーの第2円筒部の外周面と摺接し、更に、前記第1円筒部が前記回転体の小径の部分と嵌合することを特徴とする転がり軸受。
Fターム (7件):
3J016AA02
, 3J016BB03
, 3J016BB05
, 3J016BB16
, 3J016CA02
, 3J016CA06
, 3J016CA07
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