特許
J-GLOBAL ID:200903097007552628

水素ガスの包接水和物の製造及び貯蔵方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-031183
公開番号(公開出願番号):特開2004-238270
出願日: 2003年02月07日
公開日(公表日): 2004年08月26日
要約:
【課題】水素ガスの包接水和物の製造、貯蔵を低コストで実施できるようにする。【解決手段】水素ガスを200MPa、約-25°Cの圧力、温度条件下で水と接触させて水素ガスの包接水和物を生成させる(I)。次に、生成された水素ガスの包接水和物の圧力条件を200MPaに保持したまま、LNG基地におけるLNG貯蔵設備よりLNG気化設備へ送られるLNGの一部と熱交換させ、LNGの有する-160°Cの冷熱を利用して、水素ガスの包接水和物を、大気圧条件下でも十分に分解速度が遅くなって存在が安定するようになる-130°Cまで過冷却する(II)。その後、-130°Cの温度条件の下にて大気圧まで減圧する(III)。しかる後、大気圧条件下にて、LNGの冷熱を利用して水素ガスの包接水和物の温度条件を-130°Cに保持させながら貯蔵を行わせる(IV)。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
水素ガスを所要の高圧条件で且つ低温条件の下で水と接触させて水素ガスの包接水和物を生成させた後、該生成された水素ガスの包接水和物を、大気圧下でも十分に分解速度が遅くなり安定する所要の極低温になるまで、LNGの冷熱を用いて過冷却し、しかる後、大気圧まで減圧して、大気圧下で且つ上記所要の極低温条件の下で十分に分解速度が遅くなり安定して存在できる水素ガスの包接水和物を製造することを特徴とする水素ガスの包接水和物の製造方法。
IPC (4件):
C01B3/00 ,  B01J19/00 ,  F17C11/00 ,  F25J1/00
FI (4件):
C01B3/00 Z ,  B01J19/00 A ,  F17C11/00 B ,  F25J1/00 Z
Fターム (16件):
3E072EA10 ,  4D047AA02 ,  4D047BA08 ,  4D047CA07 ,  4D047DA10 ,  4G075AA03 ,  4G075AA44 ,  4G075AA45 ,  4G075AA46 ,  4G075AA63 ,  4G075BB03 ,  4G075BD13 ,  4G075CA03 ,  4G075CA05 ,  4G075CA51 ,  4G140AB01
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • LNG貯蔵設備のBOG処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-012926   出願人:株式会社アイ・エイチ・アイプランテック
  • 熱交換式ガス液化装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-136278   出願人:石川島播磨重工業株式会社
  • 水素貯蔵のための組成物及び方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2003-540077   出願人:カーネギーインスチチューションオブワシントン
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引用文献:
審査官引用 (1件)

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