特許
J-GLOBAL ID:200903097018044020
車両用暖房装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-122416
公開番号(公開出願番号):特開平10-309934
出願日: 1997年05月13日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【目的】 車両用暖房装置において、暖房立ち上げ時間の短縮と、車両搭載スペースの縮小を図る。【構成】 触媒燃焼を用いると、燃焼ガスがクリーンであり、煤の発生を抑制できるため、燃焼ガスと温水とを熱交換する温水加熱用の熱交換コア部を、温水と暖房空気とを熱交換する熱交換コア部と同一構成としても不都合なく使用できる。この点に着目して、温水と暖房空気とを熱交換して暖房空気を加熱する熱交換器10に、燃焼室31からの燃焼ガスと温水とを熱交換して温水を加熱する第1コア部19と、温水と暖房空気との熱交換を行う第2コア部とを一体に構成し、温水上流側に第1コア部19を配置し、温水下流側に第2コア部20を配置する。第1コア部19において燃焼ガスで加熱された温水を、その加熱直後に第2コア部に流入させ、ここで暖房空気と熱交換して、暖房空気を加熱できる。
請求項(抜粋):
燃料と燃焼用空気とを混合する燃料空気混合室(29)と、燃料タンク(38)からの燃料を前記燃料空気混合室(29)に供給する燃料供給装置(39、40、45、46)と、燃焼用空気を前記燃料空気混合室(29)に供給する燃焼用空気供給装置(24、25、26)と、前記燃料空気混合室(29)で混合された燃料と空気の混合気を触媒燃焼させる触媒体(30)を配置した燃焼室(31)と、熱源となる液体と暖房空気とを熱交換して暖房空気を加熱する熱交換器(10)とを備え、この熱交換器(10)に、前記燃焼室(31)からの燃焼ガスと前記熱源液体とを熱交換して前記熱源液体を加熱する第1コア部(19)と、前記熱源液体と前記暖房空気との熱交換を行う第2コア部(20)とを一体に構成し、前記熱源液体の上流側に前記第1コア部(19)を配置し、前記熱源液体の下流側に前記第2コア部(20)を配置したことを特徴とする車両用暖房装置。
前のページに戻る