特許
J-GLOBAL ID:200903097020382804

総形回転切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-072461
公開番号(公開出願番号):特開平11-267916
出願日: 1998年03月20日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 ツリー形溝のように溝幅が複雑に変化している溝でも単一の工具を用いて一工程で荒加工できるようにする。【解決手段】 溝幅の変化に対応して外周切れ刃38の刃先径が変化している総形回転切削工具30において、(a) 外周切れ刃38の逃げ角を、刃先径の変化に拘らず略同じ大きさとし、(b) 逃げ面を、軸心まわりに展開した状態において径寸法が一定の直線に対して前記逃げ角で略直線的に径寸法が小さくなるように定め、(c) 複数の外周切れ刃38に、それぞれ径寸法が周期的に滑らかに変化する波形のラフィング切れ刃48を設けるとともに、そのラフィング切れ刃48の位相を複数の外周切れ刃38の相互間で軸方向にずらした。
請求項(抜粋):
軸方向において刃先径が変化している外周切れ刃が切屑排出溝を挟んで軸心まわりに複数設けられ、軸心まわりに回転駆動されることにより刃先形状に対応する形状の切削加工を行う総形回転切削工具であって、前記外周切れ刃の逃げ角は、軸方向における前記刃先径の変化に拘らず略同じ大きさで、逃げ面は、軸心まわりに展開した状態において径寸法が一定の直線に対して前記逃げ角で略直線的に径寸法が小さくなるように定められ、軸心と直角な断面が略円弧形状を成している一方、該複数の外周切れ刃には、それぞれ径寸法が周期的に滑らかに変化する波形のラフィング切れ刃が設けられているとともに、該ラフィング切れ刃の位相は該複数の外周切れ刃の相互間で軸方向にずれていることを特徴とする総形回転切削工具。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-068217

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