特許
J-GLOBAL ID:200903097028301706

多段沸騰床反応器を用いた接触水素添加方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 日比 紀彦 ,  岸本 瑛之助 ,  渡邊 彰 ,  清末 康子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-504387
公開番号(公開出願番号):特表2004-515568
出願日: 2000年06月19日
公開日(公表日): 2004年05月27日
要約:
【課題】水素添加方法の運転効率の改善を可能とする、かなりの改良が加わえられた多段触媒沸騰床反応器システムを提供する。【解決手段】)重質炭化水素系液体原料油を水素ガスと共に第1段目の触媒沸騰床反応器に、液空間速度0.2〜2.0フィード容積/時間/反応器容積(Vf/hr/Vr)で、触媒の空間速度0.03〜0.33bbl/日/ポンド・触媒でフィードし、反応温度を700〜850°Fに、反応器出口における水素分圧を800〜3,000psiに保ちながら、上向きの気体空塔速度が0.02〜0.30フィート/秒となるようにして、第1段目反応器の流出物質を製造する。
請求項(抜粋):
低沸点の炭化水素液体物および気体を製造するための重質炭化水素系原料油の触媒多段沸騰床水素添加方法であって、この方法が、 (a)重質炭化水素系液体原料油を水素ガスと共に第1段目の触媒沸騰床反応器に、液空間速度0.2〜2.0フィード容積/時間/反応器容積(Vf/hr/Vr)で、触媒の空間速度0.03〜0.33bbl/日/ポンド・触媒でフィードし、反応温度を700〜850°Fに、反応器出口における水素分圧を800〜3,000psiに保ちながら、上向きの気体空塔速度が0.02〜0.30フィート/秒となるようにして、第1段目反応器の流出物質を製造し; (b)前記の第1段目の流出物質を気体部分と第1の液体部分に相分離し、その第1の液体部分を、ステップ(a)の反応条件に維持した第2段目の触媒沸騰床反応器に送り、第2段目反応器の流出物質を製造し; (c)前記の第2段目の流出物質を相分離して気体および第2の液体部分とし; (d)前記の第2の液体部分を分留して、標準沸点範囲400〜650°Fを有する中間沸点炭化水素液体留分生成物および標準沸点が約650°Fを超える真空蒸留缶出液留分物質を製造し; (e)前記の真空蒸留缶出液留分物質を直接前記の第1段目の触媒沸騰床反応器にリサイクルするが、フレッシュな原料油に対する真空蒸留缶出液物質のリサイクル容積比を0〜1.0/1とし、それにより、原料油における975°F+留分を低沸点炭化水素液体へ50から100容積%で転換させ、そして前記の中間沸点の炭化水素液体生成物の収量を増加させる、 ことを含む、水素添加方法。
IPC (6件):
C10G65/12 ,  B01J23/88 ,  B01J35/10 ,  C10G45/08 ,  C10G47/20 ,  C10G47/26
FI (6件):
C10G65/12 ,  B01J23/88 M ,  B01J35/10 301A ,  C10G45/08 A ,  C10G47/20 ,  C10G47/26
Fターム (15件):
4G069AA03 ,  4G069AA08 ,  4G069BA01A ,  4G069BC59A ,  4G069BC67A ,  4G069BC68A ,  4G069CC05 ,  4G069DA08 ,  4G069EC03X ,  4G069EC06X ,  4G069EC07X ,  4G069EC14X ,  4G069EC15X ,  4G069FA02 ,  4G069FC08
引用特許:
審査官引用 (4件)
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