特許
J-GLOBAL ID:200903097030032704

電動車両の制動システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神崎 真一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-289182
公開番号(公開出願番号):特開平8-126113
出願日: 1994年10月28日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【構成】 電動車両の制動システムは、ブレーキペダル1の操作量の増減に応じて制動力を増減する機械式制動装置2と回生制動装置3とを備えている。機械式制動装置2はブレーキ倍力装置5を備えており、このブレーキ倍力装置の圧力通路35には、ブレーキペダルが踏込まれても回生制動装置3による最大回生制動力が得られるまでは該圧力通路35を閉鎖する開閉弁36を設けている。【効果】 回生制動装置による最大回生制動力が得られるまではブレーキ倍力装置による倍力作用が得られないので、機械式制動装置による制動力は実質的に零に維持される。これにより回生制動装置の有効利用を図ることができ、また回生制動装置が作動しないときは開閉弁36を開放したままとすることにより、直ちにブレーキ倍力装置による倍力作用を得ることができる。
請求項(抜粋):
ブレーキペダルの踏力を倍力するブレーキ倍力装置を備えた機械式制動装置と、上記ブレーキペダルの操作状態を検出するセンサと、このセンサによって検出したブレーキペダルの操作量の増減に応じて回生制動力を増減させる回生制動装置とを備え、上記ブレーキ倍力装置は、シェル内に摺動自在に配設したパワーピストンと、このパワーピストンの作動方向前方側に形成した定圧室と後方側に形成した変圧室と、上記パワーピストン軸部のバルブボデイ内に収納した弁機構と、この弁機構に圧力流体を供給する圧力通路と、上記弁機構を作動させて流路を切換えさせ、上記圧力通路から変圧室に圧力流体を供給してパワーピストンを前進させる入力軸とを備えた電動車両の制動システムにおいて、上記圧力通路に、上記回生制動装置によって最大回生制動力が得られるまでは該圧力通路を閉鎖し、最大回生制動力が得られたら該圧力通路を開放する開閉弁を設けたことを特徴とする電動車両の制動システム。
IPC (2件):
B60L 7/24 ,  B60T 13/52
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平2-123902
  • 特開昭64-043001
  • 電動車両の制動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-303445   出願人:本田技研工業株式会社
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