特許
J-GLOBAL ID:200903097032543641

座いすの背もたれの角度調節機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-120341
公開番号(公開出願番号):特開平9-299173
出願日: 1996年05月15日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 座いすの背もたれの角度調節機構を従来より部品点数の少ない構成にすることにある。【解決手段】 座と背もたれの対向部のそれぞれに、板面を座および背もたれに垂直にして対向する円板状の対のギヤ板12、32を設け、その対向面側のそれぞれに、互いに遊嵌する軸18と長穴38を設け、軸18の軸芯を中心とする基準ピッチ円17bに沿って互いに噛合するインボリュート歯形17、37を板面から所定の深さで設け、両インボリュート歯形17、37の噛み合いに同期して背もたれが座側に向かう向きにのみ回動可能ならしめるラチェット歯16とその係止爪36を円板外周に設け、両ギヤ板12、32を重ねた状態で板厚方向と板面に沿う方向に付勢するバネ13を接続する。
請求項(抜粋):
それぞれ接続アームを有し、互いに対向配置される2枚の回動板と、両者を互いに係合するための弾性部材とからなり、前記回動板はそれぞれ対向面に凸部を、一方は略円形帯状、他方は略円形状として、他方が一方の内周面に嵌合するように形成し、かつ、荷重支持と回動防止のため、両凸部の内径側嵌合面に噛合部を、その外側にラチェット機構を設け、前記弾性部材は他方の回動板と前記帯状凸部間に前記噛合部の噛合を保持するように掛け渡し、前記両回動板には両者が板面に沿う方向および板厚方向に分離しないような分離防止手段を設けてなる座いすの背もたれの角度調節機構。

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