特許
J-GLOBAL ID:200903097033182901

回路基板検査用アダプター装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大井 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-093369
公開番号(公開出願番号):特開平8-285917
出願日: 1995年04月19日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】 配線の自由度が大きくて集積度の高い回路基板の検査に対応することができ、製作が容易であり、異方導電性エラストマー層が損耗したときに経済的にその機能を回復可能な回路基板検査用アダプター装置を提供すること。【構成】 分離可能なフロントコネクターおよびバックアップコネクターとを有し、回路基板とテスターの検査用接続部との間に介挿されて両者を電気的に接続する。フロントコネクターは、上面に一体の異方導電性エラストマー層、下面に接触電極を有する絶縁性基板を備え、被検査電極に対応する異方導電性エラストマー層の導電路形成部と接触電極は貫通導電路により接続されている。バックアップコネクターは、上面に内面電極、下面に外面電極、これらを接続する貫通導電路を有する絶縁性基板を備え、上面に一体の異方導電性エラストマー層を有する。接触電極、導電路形成部および外面電極のピッチはこの順に大きくなる。
請求項(抜粋):
検査対象である回路基板とテスターの検査用接続部との間に介挿され、当該回路基板の被検査電極と当該テスターの検査用接続部とを電気的に接続する回路基板検査用アダプター装置であって、回路基板側に配置される全体が板状のフロントコネクターと、このフロントコネクターと互いに分離可能に積重され、前記フロントコネクターとテスターの検査用接続部との間に配置される全体が板状のバックアップコネクターとを有してなり、前記フロントコネクターは、(a)絶縁性基板と、(b)絶縁性基板(a)の上面を覆うよう一体に積層して設けられ、回路基板の被検査電極と対応して配置された導電路形成部を有し、回路基板に対接される異方導電性エラストマー層と、(c)絶縁性基板(a)の下面に形成された、ピッチの小さい微小基準格子点位置に配置された接触電極と、(d)絶縁性基板(a)の厚み方向に伸びるよう形成された、異方導電性エラストマー層(b)の導電路形成部と接触電極とを電気的に接続する貫通導電路とを備えてなり、前記バックアップコネクターは、(イ)絶縁性基板と、(ロ)絶縁性基板(イ)の上面において、前記フロントコネクターの接触電極(c)に対応した位置に形成された内面電極と、(ハ)内面電極が形成された絶縁性基板(イ)の上面を覆うよう一体に積層して設けられ、前記接触電極(c)に係る微小基準格子点のピッチよりも大きいピッチの中間基準格子点位置に配置された導電路形成部を有し、前記フロントコネクターの下面に対接される異方導電性エラストマー層と、(ニ)絶縁性基板(イ)の下面に形成された、前記異方導電性エラストマー層(ハ)における導電路形成部に係る中間基準格子点のピッチよりも大きいピッチの粗大基準格子点位置に配置された外面電極と、(ホ)絶縁性基板(イ)の厚み方向に伸びるよう形成された、内面電極(ロ)と外面電極(ニ)とを電気的に接続する貫通導電路とを備えてなり、前記外面電極(ニ)がテスターの検査用接続部に電気的に接続されることを特徴とする回路基板検査用アダプター装置。
IPC (5件):
G01R 31/02 ,  G01R 31/28 ,  H01R 11/01 ,  H01R 23/68 303 ,  H05K 3/00
FI (5件):
G01R 31/02 ,  H01R 11/01 A ,  H01R 23/68 303 E ,  H05K 3/00 T ,  G01R 31/28 S
引用特許:
審査官引用 (2件)

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