特許
J-GLOBAL ID:200903097034310032

内燃機関用動弁装置におけるスリーブ固定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-011426
公開番号(公開出願番号):特開平6-221125
出願日: 1993年01月27日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】各弁駆動部材の嵌合孔にスリーブがそれぞれ嵌合され、隣接弁駆動部材の連動および連動解除を切換える切換ピンの移動が前記スリーブで案内され、各スリーブで回転自在に支承される円筒状回転体がカムシャフトのカムにころがり接触せしめられる内燃機関用動弁装置において、焼入れ処理が施されたスリーブを焼入れ処理済みの弁駆動部材に固定するにあたって、コンパクトかつ簡単な固定構造でロッカアームにスリーブを確実に固定する。【構成】表面に焼入れ処理が施されているスリーブ211 ,221 ,231 を焼入れ処理済みの各弁駆動部材13,14,15に固定するにあたっては、嵌合孔45,46,47の端部で弁駆動部材の焼入れ処理部を部分的に除去して軸方向内方側に窪んだ凹部481 ,491 ,501 を形成するとともに、スリーブの端面の焼入れ処理部を除去し、前記凹部内でスリーブおよび弁駆動部材を相互に溶着する。
請求項(抜粋):
嵌合孔(45,46,47)をそれぞれ有する複数の弁駆動部材(13,14,15)と、前記嵌合孔にそれぞれ嵌合、固定される円筒状のスリーブ(211 ,222 ,231 )と、隣接する弁駆動部材を連動させる位置ならびにその連動を解除させる位置間での移動を前記スリーブで案内される切換ピン(36,37)と、各スリーブでそれぞれ回転自在に支承されるとともにカムシャフト(11)に設けられたカム(18,19)にころがり接触せしめられる円筒状回転体(27,28,29)とを備える内燃機関用動弁装置において、表面に焼入れ処理が施されているスリーブを焼入れ処理済みの各弁駆動部材に固定するにあたっては、嵌合孔の端部で弁駆動部材の焼入れ処理部を部分的に除去して軸方向内方側に窪んだ凹部(481 ,491 ,501 )を形成するとともに、スリーブ(211 ,221 ,231 )の端面の焼入れ処理部を除去し、前記凹部内でスリーブおよび弁駆動部材を相互に溶着することを特徴とする内燃機関用動弁装置におけるスリーブ固定方法。
IPC (2件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 1/18
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特公平2-050286
  • 特開昭62-087603
審査官引用 (4件)
  • 特公平2-050286
  • 特公平2-050286
  • 特開昭62-087603
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