特許
J-GLOBAL ID:200903097034429854

異型リンパ球識別法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西澤 利夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-288486
公開番号(公開出願番号):特開平8-145988
出願日: 1994年11月22日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 短時間で簡易に識別することのできる血液中の異型リンパ球識別法を提供する。【構成】 次の6段階にそって異型リンパ球を識別する。段階1:細胞中に細胞核の有無を識別し、細胞核の存在する細胞を残す。段階2:段階1で残された細胞の細胞核が分裂しているか否かを識別し、細胞核の分裂していない細胞を残す。段階3:段階2で残された細胞にアズール顆粒の有無を識別し、アズール顆粒の存在しない細胞を残す。段階4:段階3で残された細胞の細胞核対細胞質の比率を識別し、その比率の高い細胞を残す。段階5:段階4で残された細胞の細胞質のbasophiliaが増加しているか否かを識別し、細胞質のbasophiliaの増加している細胞を残す。段階6:段階5で残された細胞の染色質の構造を識別し、Leptochromatic構造の染色質である細胞を残す。
請求項(抜粋):
以下に記載する6段階に沿って異型リンパ球を自動識別することを特徴とする異型リンパ球識別法。段階1:細胞中に細胞核の有無を識別し、細胞核の存在する細胞を残し、細胞核の存在しない細胞を除外する。段階2:段階1で残された細胞の細胞核が分葉しているか否かを識別し、細胞核の分葉していない細胞を残し、細胞核の分葉している細胞を除外する。段階3:段階2で残された細胞にアズール顆粒の有無を識別し、アズール顆粒の存在しない細胞を残し、アズール顆粒の存在する細胞を除外する。段階4:段階3で残された細胞の細胞核対細胞質の比率を識別し、その比率の高い細胞を残し、比率の低い細胞を除外する。段階5:段階4で残された細胞の細胞質の好塩基性が増加しているか否かを識別し、細胞質の好塩基性の増加している細胞を残し、細胞質の好塩基性の増加していない細胞を除外する。段階6:段階5で残された細胞の染色質の構造を識別し、Leptochromatic構造の染色質である細胞を残し、Pachychromatic構造の染色質である細胞を除外する。
IPC (3件):
G01N 33/48 ,  C12Q 1/04 ,  G01N 33/50
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 血液細胞分析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-167619   出願人:オムロン株式会社
  • 特開平4-318460
  • 特開平4-318460

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