特許
J-GLOBAL ID:200903097038144102

多重周波数型渦流探傷装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-104284
公開番号(公開出願番号):特開平6-313762
出願日: 1993年04月30日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】試験コイルに印加した各周波数に対する単独信号成分を正確に抽出し、演算による効率的な雑音及び不要信号の消去を可能にすること。【構成】電力増幅器4の入力側に発信器1及び2の出力信号を入力する第1切換器16を設ける。同期検波器11、12に信号を送る側に第2切換器17を設け、双方の切換器16、17にタイミング信号発生器18から出力されるタイミング信号を入力し、決められたタイミングで信号を切換える。さらに同期検波器11及び12の出力側に保持回路19及び保持回路20をそれぞれ設ける。
請求項(抜粋):
異なる周波数の探傷信号を発生する複数の発信器と、これらの発信器からの出力信号を増幅して試験コイルに印加し、試験体中に渦電流を生じさせるブリッジ回路とを備え、渦電流の変化を該ブリッジ回路を通して不平衡分としてとり出し、この検出波形を複数の同期検波器で同期検波し、さらに得られた周波数成分から予め決められた演算式に従って演算して金属内部の傷を探傷するように構成した多重周波数型渦流探傷装置において、複数の前記発信器の出力信号を時分割して前記ブリッジ回路に入力する第1切換器と前記ブリッジ回路の出力信号をそれぞれの周波数に対する探傷波型に分離して複数の前記周波数検波器に入力する第2切換器と、前記同期検波器で各々同期検波して出力される信号を一時的に保持する保持回路とを設けたことを特徴とする多重周波数型渦流探傷装置。

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