特許
J-GLOBAL ID:200903097038408550
天体望遠鏡
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西岡 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-233524
公開番号(公開出願番号):特開平11-072718
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 赤道儀の極軸合わせの作業を観測者による北極星の捕捉によらず、天体望遠鏡自身によって自動設定できるようにする。【解決手段】 GPS受信機8でGPS衛星からの信号を受信し、衛星信号処理部7で演算を行ったうえ、求めた観測点の緯度・経度を地表座標データとして制御部4に入力して赤道儀2の極軸に所定の高度をとらせる。他方、磁気センサ3の出力信号を用いて赤道儀2の極軸が磁北に向くようにサーボ系が動作する。天の北極と磁北との偏角については、先に求めた地表座標データより求め、赤道儀2の極軸を地球自転軸に平行にセッティングすることができる。天体望遠鏡セッティング後の自動観測にあたっては、入力部5で観測者が入力した日時および観測対象の星の名前から天体系データバンク6に記憶されている星図表に関するデータを用いて観測対象の星を捕捉・追尾していく。
請求項(抜粋):
赤道儀および観測対象追尾用モータドライブを搭載し、かつ観測点の緯度・経度および方位を設定し、日時および観測対象である星の名前を入力して望遠鏡の鏡筒方向を観測対象の方向に捕捉、追尾する機能を有する天体望遠鏡において、観測地点の緯度・経度を電波測位法で求める緯度・経度測定手段と、望遠鏡の鏡筒方位を磁気センサで求める方位測定手段とを備え、この緯度・経度測定手段と方位測定手段からの出力に基づいて観測前の望遠鏡の極軸調整ができるようにしたことを特徴とする天体望遠鏡。
IPC (2件):
FI (2件):
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