特許
J-GLOBAL ID:200903097041006330

周波数オフセット補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-325072
公開番号(公開出願番号):特開平7-183925
出願日: 1993年12月22日
公開日(公表日): 1995年07月21日
要約:
【要約】【目的】 本発明はディジタル通信で用いられるディジタル変復調における周波数オフセット補正装置に関するもので、雑音等の外乱に対しての推定位相誤差を軽減し、特性劣化を抑えることを目的とする。【構成】 この目的を達成するために本発明は、シンボルごとに差分を計算し位相差平面上で縮退させた結果130について、あらかじめ決めた一定期間の平均をとる平均化回路52、および個々の差分データを一時保持する記憶回路51、記憶された差分データ151から、計算された平均値152を差し引く差分回路53、差分回路の出力データ153を平均する再平均回路54とを設け、判定誤りに起因する位相分布の回り込みを推定することで、オフセットがある程度大きい場合に識別点での位相分布の平均値の誤差が軽減できる。
請求項(抜粋):
ディジタル角度変調信号を受けて、シンボル識別点ごとに位相平面上での位相データに変換する位相データ変換手段と、そのシンボルごとの位相データを受けて1シンボル間での位相差を検出する位相差検出手段と、前記1シンボル間での位相差データを受けて、ある区間にわたり平均操作を行う第1の平均手段と、該区間の位相差データを一時的に記憶する第1の記憶手段と、その記憶された位相差データから前記第1の平均操作により得られた平均値を差し引く差分演算手段と、その差分演算出力を前記区間にわたり再平均する第2の平均手段と、その再平均演算結果を受けて、一定期間保持する第2の記憶手段と、その第2の記憶データを任意の平均区間にわたり平均する第3の平均手段と、前記位相差検出手段の出力である位相差を受けて、前記第3の平均手段の出力との間で差分演算を行う差分演算手段と、その差分演算出力を受けて、符号を判定する符号判定器とを備えた周波数オフセット補正装置。

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