特許
J-GLOBAL ID:200903097043938982

寿司用マイクロ波解凍加熱装置及びその解凍加熱方法並びに解凍加熱用表面波形成板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 緒方 保人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-335664
公開番号(公開出願番号):特開平8-180970
出願日: 1994年12月20日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 上下方向で加熱効率が異なるようにし、寿司のネタを温めることなく、良好に解凍・加熱できるようにする。【構成】 解凍加熱室10内に配置された金属製の回転テーブル12に対して、15mm程度の間隔を以てアルミナの表面波形成板14を配置する。ここで、上記回転テーブル12と解凍加熱室10の天井との間を、定在波が形成されるように約nλ/2(λはマイクロ波の波長、nは整数)とし、この定在波の電界強度が高くなる位置近傍に上記表面波形成板14を配置する。この表面波形成板14は、誘電体損失角が0.01以下で、比誘電率が4よりも大きい誘電体材料とすることが好ましい。これによれば、表面波形成板14上に、上側へ行く程弱くなる電界強度分布が形成され、この不均一な電界強度のマイクロ波により、表面波形成板14上に載せられた冷凍寿司3の解凍・加熱処理が行われ、この結果、適温のシャリと冷たいネタが得られる。また、上記表面波形成板14を大きくする場合は、中央部を外周部の厚さよりも厚くする。
請求項(抜粋):
マイクロ波が供給される解凍加熱室と、この解凍加熱室内に配置された導電性材料の載置台と、この載置台に対し所定の間隔を以て配置され、誘電体材料で形成された表面波形成板と、を含み、この表面波形成板に寿司を載せた状態で解凍加熱をするようにした寿司用マイクロ波解凍加熱装置。
IPC (2件):
H05B 6/64 ,  A47J 36/04

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