特許
J-GLOBAL ID:200903097044092742

木材の仕口加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 静富 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-010775
公開番号(公開出願番号):特開平7-214508
出願日: 1994年02月02日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】二種類の工具で第一切削工程〜第四切削工程を行える木材の仕口加工方法を提供する。【構成】第一シャンク29を有する第一工具27と、第二シャンクを有する第二工具とを設け、第一工具27及び第二工具を軸心Lに沿って移動自在とし、かつ軸心Lと直交する方向に移動自在とした。
請求項(抜粋):
第一シャンクの先端側に所定の外径に設定した第一刃物を固定し、前記第一シャンクの軸心方向における前記第一刃物の後方に、前記第一刃物の外径よりも大きい外径に設定した第二刃物を固定し、前記第一刃物の前方の側刃から前記第二刃物の前方の側刃までの前記軸心方向の幅を第一幅に設定し、前記第二刃物の外周刃に前記軸心方向に沿って前記第一幅を越える第二幅を設定し、更に前記第一刃物の外周刃を前記第一シャンクの先端側に向けて拡開する方向に傾斜して前記軸心に対する傾斜角度を設定した第一工具と、第二シャンクの先端側に前記第一刃物の外径以下の外径に設定した第三刃物を固定し、前記第二シャンクの軸心方向における前記第三刃物の後方に、前記第三刃物の外径よりも大きい外径に設定し、かつ前記軸心方向の幅を前記第一幅以上の第四幅に設定した第四刃物を固定し、更に前記第三刃物の前方の側刃から第四刃物の前方の側刃における前記軸心方向の幅を第五幅に設定し、第四刃物の第四外周刃に前記第一刃物の外周刃と同一方向で同一量の傾斜角度を付与した第二工具と、前記第一工具または前記第二工具を前記第一シャンクの軸心と前記第二シャンクの軸心同士を平行にして保持するとともに、前記第一工具または前記第二工具を前記軸心方向に沿って移動させ、かつ、前記第一工具または前記第二工具を、前記軸心と直交する方向に移動させる保持手段とを設け、前記保持手段の前方に、互いに直角に隣接した第一面と第二面とを有する第一木材を配置し、前記第一面と前記軸心とを平行にし、かつ、前記第二面と前記軸心とを直交させて前記第一木材を固定する第一木材固定工程と、前記第一工具を移動し、前記第二刃物の前方の側刃と前記第二面とに前記軸心方向の第一切削長さを設定して停止した後、前記第一工具を回転しつつ前記第一木材の加工基準に沿って前記軸心と直交移動して前記第一刃物及び前記第二刃物を前記第一木材に食い込ませる第一切削工程と、前記第二工具を前記軸心に沿って移動し、前記第三刃物の前方の側刃と前記第二面とに前記軸心方向の前記第一切削長さと同一の第二切削長さを設定して停止した後、前記第二工具を回転しつつ前記加工基準に沿って前記軸心と直交移動して前記第三刃物を前記第一刃物よりも深く前記第一木材へ食い込ませる第二切削工程とを有するほぞ孔加工工程と、前記保持手段の前方に、前記第二面に当接する第二木材を配置し、この第二木材の端面と前記軸心とを直交させて前記第二木材を固定する第二木材固定工程と、前記第二工具を前記軸心に沿って移動し、第四刃物の前方の側刃と前記端面とに前記第一幅と同一の第三切削長さを設定して停止し、前記第二工具を回転しつつ前記第二木材の加工基準に沿って前記軸心と直交する方向に移動し、前記第三刃物及び第四刃物を前記第二木材に食い込ませる第三切削工程と、前記第一工具を前記軸心に沿って移動し、前記第一刃物の前方の側刃と前記第二側面とに前記第三切削長さと同一の第四切削長さを設定して停止し、前記第一工具を回転しつつ前記加工基準に沿って前記軸心と直交移動する方向に移動し、前記第一刃物を前記第四刃物よりも浅く前記第二木材へ食い込ませる第四切削工程とを有するほぞ加工工程と、を有することを特徴とする木材の仕口加工方法。
IPC (2件):
B27F 1/00 ,  B27M 1/00

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