特許
J-GLOBAL ID:200903097047992370

水性非ゲル化、アニオン性ポリウレタン分散体およびその製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-501826
公開番号(公開出願番号):特表平11-507675
出願日: 1996年06月07日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】架橋剤を添加せずに用いた場合でさえ、高い耐熱性および低い活性化温度を有するアニオン性ポリウレタンの水性分散体接着剤を提供する。ポリウレタンは、イソシアネート末端基ポリウレタンプレポリマーと水の反応生成物である。ポリウレタンプレポリマーは、ポリオール成分とジイソシアネート成分との反応生成物であり、ポリオール成分は、スルホン化ポリエステルポリオール、式:(HO)xR(COOH)y〔式中、Rは、1〜12の炭素原子を含む、直鎖または分岐鎖炭化水素基、xおよびyは、1〜3の数値を意味する。〕のヒドロキシカルボン酸並びに所望により60〜400の分子量を有する低分子量脂肪ジオールおよび非スルホン化ポリマーポリオールを含み、ジイソシアネート成分は、芳香族ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートおよびそれらの混合物からなる群から選ばれる。分散体は、プレポリマーと水とを、少なくとも60°Cの温度で、プレポリマーの自己連鎖延長反応によりイソシアネート基が完全に反応するのに充分な時間、代表的には少なくとも0.5時間混合することによって、製造される。本発明の分散体は、分散後、水に代えてジアミン連鎖延長剤により連鎖延長された同じプレポリマー分散体よりも、より高い強度の接着結合が得られる。接着組成物は、また、分散したポリマーまたはエチレン系不飽和モノマーのコポリマーを含むように、変性することができる。この組成物は、エチレン系不飽和モノマーの存在下にスルホン化ポリウレタンを製造することによって得ることができる。
請求項(抜粋):
アニオン性ポリウレタンの水性分散体であって、 ポリウレタンは、イソシアネート末端基ポリウレタンプレポリマーと水との反応生成物を含み、ポリウレタンプレポリマーは、ポリオール成分とジイソシアネート成分との反応生成物を含み、 上記ポリオール成分は、 スルホン化ポリエステルポリオール、 式:(HO)xR(COOH)y〔式中、Rは、1〜12の炭素原子を含む、直鎖または分岐鎖炭化水素基、xおよびyは、1〜3の数値を意味する。〕のヒドロキシカルボン酸、および 所望成分としての、60〜400の分子量を有する低分子量脂肪族ジオールおよび非スルホン化ポリマーポリオールを含み、 上記ジイソシアネート成分は、芳香族ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートおよびそれらの混合物からなる群から選ばれることを特徴とする分散体。
IPC (4件):
C08G 18/00 ,  C08G 18/34 ,  C09J175/04 ,  A43B 13/04
FI (4件):
C08G 18/00 C ,  C08G 18/34 Z ,  C09J175/04 ,  A43B 13/04 A

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