特許
J-GLOBAL ID:200903097053970213

圧延機における走間設定変更制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-339858
公開番号(公開出願番号):特開平6-154821
出願日: 1992年11月25日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】 被圧延材の接続点近傍での板厚偏差が小さく、歩留りを向上させる圧延機における走間設定変更制御方法を提供すること。【構成】 溶接点Cが当該スタンドを通過する直前のタイミングで設定変更を開始する。ロールギャップの必要変更時間TS , ロール速度の必要変更時間TV及びワークロールベンディング力の必要変更時間Tj の三者のうちの最大必要変更時間がロールギャップ及びロール速度の変更時間Tmax として求められ、ロールギャップ変更量ΔS及びロール速度変更量ΔVは、この変更時間Tmax で変更完了する。そして、中間ロールシフト変更量ΔSh はその必要変更時間Tshで変更完了する。また、ワークロールベンディング力は、変更時間Tmax 間に変更される中間ロールシフト変更量ΔShTmax から算出された変更量ΔJTmaxが変更時間Tmax 間に変更され、その後、中間ロールシフト量変更に起因するコイルBの平坦性の悪化を回復させる量のワークロールベンディング力の変更量の設定変更が行われる。
請求項(抜粋):
先行被圧延材及びこれに接続された後行被圧延材を連続的に圧延しつつ、ロールギャップ設定装置、ロール速度設定装置及び複数の形状制御装置の圧延条件を設定変更する圧延機の走間設定変更制御方法において、前記ロールギャップ設定装置と、前記ロール速度設定装置と、前記複数の形状制御装置のうちの最小必要設定変更時間を有する装置との三者の最大必要設定変更時間内に、ロールギャップ及びロール速度の設定変更を行う第1過程、他の形状制御装置が夫々の有する必要設定変更時間内に、夫々の設定変更を行う第2過程、及び、前記他の形状制御装置の設定変更に起因する前記三者の最大必要設定変更時間外の被圧延材の形状不良を補正すべき前記装置の変更量及び設定変更時間を求め、その設定変更を行う第3過程を有することを特徴とする圧延機における走間設定変更制御方法。
IPC (2件):
B21B 37/00 114 ,  B21B 37/00 BBH

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