特許
J-GLOBAL ID:200903097057064853

自動車用制動液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-253859
公開番号(公開出願番号):特開平9-095232
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】 閾値の精度を更に上げた自動車用制動液圧制御装置を提供すること。【解決手段】 ブレーキペダルの操作速度の閾値の超過を自動制動過程の開始用判定基準として使用し、自動制動過程の開始後、ブレーキペダル位置から生ずるより大きい制動圧力を自動的に確立する自動車用制動液圧制御装置において、車両停止状態検出手段201と、ブレーキペダル操作検出手段202と、ブレーキペダル操作回数演算手段204と、ブレーキペダル踏み込み量検出手段203と、時間検出手段204と、ブレーキペダル踏み込み速度演算手段と208と、平均ブレーキペダル踏み込み速度演算手段210と、平均ブレーキペダル踏み込み量演算手段209と、特性係数演算手段212と、閾値演算手段213と、第1閾値設定手段214と、閾値判定手段215と、自動制動過程制御手段216とを備え、車両停止状態の設定時間内の設定回数のブレーキペダルの踏み込みにより、ブレーキペダルの操作速度の閾値を設定することを特徴とする自動車用制動液圧制御装置。
請求項(抜粋):
ブレーキペダルの操作速度の閾値の超過を自動制動過程の開始用判定基準として使用し、自動制動過程の開始後、ブレーキペダル位置から生ずるより大きい制動圧力を自動的に確立する自動車用制動液圧制御装置において、車両の停止状態を検出する車両停止状態検出手段と、ブレーキペダルの操作の有無を検出するブレーキペダル操作検出手段と、該ブレーキペダル操作検出手段の検出出力に基づいてブレーキペダルの操作回数を検出し且つブレーキペダルの操作の設定回数を判定するブレーキペダル操作回数演算手段と、ブレーキペダルの操作に伴うブレーキペダルの踏み込み量を検出するブレーキペダル踏み込み量検出手段と、前記ブレーキペダル操作検出手段の検出出力と前記ブレーキペダル操作回数演算手段の演算結果に基づいて前記設定回数のブレーキペダルの操作の最初のブレーキペダルの操作の開始から最後のブレーキペダルの操作の終了迄に経過した時間を検出して設定時間を判定し、前記ブレーキペダル操作検出手段の検出出力と前記ブレーキペダル踏み込み量検出手段の検出出力とに基づいてブレーキペダルが踏み込まれている時間を検出する時間検出手段と、前記ブレーキペダル踏み込み量検出手段の検出出力と前記時間検出手段の検出出力とに基づいてブレーキペダルの操作に伴うブレーキペダルの踏み込み速度を演算するブレーキペダル踏み込み速度演算手段と、前記設定回数のブレーキペダルの操作から前記ブレーキペダル踏み込み速度演算手段により演算されたそれぞれのブレーキペダル踏み込み速度と前記設定回数値とから平均ブレーキペダル踏み込み速度を演算する平均ブレーキペダル踏み込み速度演算手段と、前記設定回数のブレーキペダルの操作から前記ブレーキペダル踏み込み量検出手段により検出されたそれぞれのブレーキペダルの踏み込み量と前記設定回数値とから平均ブレーキペダル踏み込み量を演算する平均ブレーキペダル踏み込み量演算手段と、少なくとも前記平均ブレーキペダル踏み込み速度演算手段により演算された平均ブレーキペダル踏み込み速度と前記平均ブレーキペダル踏み込み量演算手段により演算された平均ブレーキペダル踏み込み量とから特性係数を演算する特性係数演算手段と、少なくとも前記特性係数演算手段により演算された特性係数と前記平均ブレーキペダル踏み込み速度演算手段により演算された平均ブレーキペダル踏み込み速度とから前記ブレーキペダルの操作速度の閾値を演算する閾値演算手段と、前記閾値演算手段により演算された閾値を設定登録する第1閾値設定手段と、車両走行中のブレーキペダルの操作から前記ブレーキペダル踏み込み速度演算手段により演算されたブレーキペダル踏み込み速度と前記閾値設定手段により設定登録された閾値とを比較判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づき前記自動制動過程の開始を制御する自動制動過程制御手段とを備えることを特徴とする自動車用制動液圧制御装置。
IPC (2件):
B60T 13/66 ,  B60T 7/12
FI (2件):
B60T 13/66 Z ,  B60T 7/12 Z

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