特許

J-GLOBAL ID：200903097057568428

高速X線CTシステムの検出器位置決め装置

発明者： 堀 慶一 ,  村上 繁行
出願人/特許権者： 三菱重工業株式会社
代理人 (1件)： 坂間 暁 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-088026
公開番号（公開出願番号）：特開平8-280662
出願日： 1995年04月13日
公開日（公表日）： 1996年10月29日
要約：

【要約】【目的】 高速X線CTシステムの検出位置を測定し、CT画像を精度良く再構成するための検出器位置決め装置に関する。【構成】 真空容器1内の陰極2から電子ビーム5を発し、陽極5に衝突してX線を発生させて測定対象に透過させ、円周状の複数の検出器8で検出してCT画像を得る装置において、測定対象の代わりに回転台17を設け、その上に狭いスリットを有する放射線源16を設け、回転しながら較正用放射線18を発し、検出器8で順次検出する。その検出信号の時間と検出器8の径より検出器8の実際の位置を求め、データ処理装置13のプログラムに反映し、正確な検出器位置情報で高精度なCT画像を得る。

請求項（抜粋）：

中心に測定対象を挿通し、その周囲よりX線を発射するX線発生源及び前記測定対象を中心として円周状に配置した複数個の検出器を備え、前記X線発生源から発射し、前記測定対象を透過したX線を前記検出器で検出してCT再構成像を作成する高速X線CTシステムの検出器位置を測定する検出器位置決め装置であって、前記複数の検出器の同じ円中心に配置され、一定速度で回転する回転台と、同回転台上に取付けられ、同回転台と共に回転し、かつ狭いスリットをもって同スリットから較正用放射線を発射する放射線源とを具備してなり、前記各検出器に前記放射線源より前記較正用放射線を照射し、その検出信号で前記各検出器の位置を求め、前記CT再構成像作成時のデータとすることを特徴とする高速X線CTシステムの検出器位置決め装置。

IPC (2件)：

A61B 6/03 321 ,  A61B 6/03 320

FI (2件)：

A61B 6/03 321 N ,  A61B 6/03 320 P