特許
J-GLOBAL ID:200903097062650043

電動車両の制動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-219474
公開番号(公開出願番号):特開平10-044953
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 電動車両の制動制御装置において、回生制動に対する液圧制動の追加及び切換を迅速且つ円滑に行なうと共にブレーキフィーリングの向上を図る。【解決手段】 マスタシリンダ2とホイールシリンダ51,52の間に液圧制限切換装置20を介装する。これは、第1のリリーフバルブ21及びこれに並列に接続する電磁開閉弁22を備えると共に、第1のリリーフバルブ21に対し並列に、第1のリリーフバルブ21の開弁圧より低い開弁圧を有する第2のリリーフバルブ26を接続し、そのホイールシリンダ側に直列に電磁開閉弁27を接続する。この電磁開閉弁27が開位置のとき第2のリリーフバルブ26が作動状態となる。更に、動的液圧出力手段のレギュレータを設け、液圧制動への切り換え時に動的液圧をホイールシリンダ側に付与する構成としてもよい。
請求項(抜粋):
車両の車輪に連結する電動モータと、該電動モータを回転駆動し前記車輪に駆動力を付与すると共に、前記電動モータの回生制動により前記車輪に制動力を付与するモータ制御手段と、ブレーキ操作部材の操作に応じてブレーキ液圧を出力する液圧出力手段と、前記車輪に装着し制動力を付与するホイールシリンダと、該ホイールシリンダに対し前記液圧出力手段の出力液圧を供給し前記車輪に対する制動力を付与する液圧制御手段と、前記液圧出力手段と前記ホイールシリンダを接続する主液圧路に介装し、前記モータ制御手段によって前記車輪に制動力を付与するときには前記液圧出力手段から前記ホイールシリンダへ供給する液圧を前記液圧出力手段の出力液圧より低くし、前記モータ制御手段によって前記車輪に制動力を付与しないときには前記液圧出力手段から前記ホイールシリンダへ供給する液圧を前記液圧出力手段の出力液圧に一致させる液圧制限切換手段とを備えた電動車両の制動制御装置において、前記液圧制限切換手段が、前記液圧出力手段の出力液圧が第1の所定液圧に達するまでは前記主液圧路との連通を制限し前記第1の所定液圧以上となったときに前記主液圧路を連通する第1の液圧制限手段と、該第1の液圧制限手段に並列に接続し、前記液圧出力手段の出力液圧が前記第1の所定液圧より低圧の第2の所定液圧に達するまでは前記主液圧路との連通を制限し前記第2の所定液圧以上となったときに前記主液圧路を連通する第2の液圧制限手段と、前記第1の液圧制限手段に対して並列に接続した第1の開閉弁と、前記第1の液圧制限手段に対して並列且つ前記第2の液圧制限手段に対して直列に接続した第2の開閉弁とを備えたことを特徴とする電動車両の制動制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/00 ,  B60L 7/24
FI (2件):
B60T 8/00 Z ,  B60L 7/24 D

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