特許
J-GLOBAL ID:200903097065967781

光学素子の成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-226492
公開番号(公開出願番号):特開平9-071424
出願日: 1995年09月04日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 高精度なガラスレンズを従来よりも高い温度で、融着等の不良を発生することなしに成形できる光学素子の成形方法を提供する。【解決手段】 成形用ガラス素材を成形用型内に収容して加熱下でプレス成形することにより光学素子を成形する方法において、該ガラス素材を成形前に、その粘度が109 〜1014ポアズの範囲に存するような温度でかつ103 Pa以下の減圧下で加熱処理し、次いで該ガラス素材の粘度に換算して105 〜107 ポアズに相当する温度に型及びガラスを加熱し、次いで該型に5秒間以内に亘り荷重を加えることによって成形し、次いで得られたガラス成形体を該型からの圧力をかけたままその粘度が1013ポアズになるまで、該型とが該ガラス成形体をほぼ同じ温度にしつつ冷却し、次いで取り出すことによる光学素子の成形方法。
請求項(抜粋):
高精度で優れた表面形状を有するガラス光学素子を成形する方法であって、(a)所望の重量、形状を有するガラスプリフォームを調整する工程;(b)所望の最終製品の形状に正確に対応する内部形状を有する型を調整する工程;(c)前記ガラスプリフォームをその粘度が109 〜1014ポアズの範囲に存するような温度で、かつ、103 Pa以下の減圧下に露する工程;(d)前記ガラスプリフォームを、その粘度が105 〜107 ポアズの範囲に存するような温度に露する工程;(e)前記型を前記(d)記載のガラスプリフォームの粘度に換算して105 〜107 ポアズに相当する温度に露する工程;(f)前記ガラスプリフォームが前記(d)記載の粘度範囲に存する間に、該プリフォームを前記型に配置して該型に長くても5秒間に亘り荷重を加えることによって該プリフォームを該型の内部形状に一致する形状に成形する工程;(g)前記工程で得られたガラス成形体を型からの圧力をかけたまま、その粘度が1013ポアズになるまで、該型と前記プリフォームをほぼ同じ温度にしつつ、冷却する工程;(h)得られたガラス成形体をその粘度が1013ポアズ以上となるような温度に存するときに前記型から取り出す工程;を含むことを特徴とするガラス光学素子の成形方法。
IPC (2件):
C03B 11/00 ,  C03B 11/08
FI (2件):
C03B 11/00 A ,  C03B 11/08

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