特許
J-GLOBAL ID:200903097067173154

ディーゼルエンジンのEGR制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-129595
公開番号(公開出願番号):特開平6-336957
出願日: 1993年05月31日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 EGR通路と吸気通路の圧力差の実測値が限度値を越えるときだけフィードバック制御を行い、実測値が限度値以下になるとオープン制御に切換えることにより、低回転域や低EGR流量域でEGR流量の検出精度の低下に伴うEGR制御への影響をなくす。【構成】 算出手段31では差圧目標値ΔPtを運転条件の検出値に応じて算出し、この差圧目標値ΔPtとセンサ30による差圧実測値ΔPsとが一致するようにEGR弁用アクチュエータ25への制御指令値に対する補正量を算出手段32が算出する。判定手段33による制御域の判定結果よりフィードバック制御域では前記補正量を用いて、またオープン制御域になると運転条件の検出値に応じたEGR弁の開度目標値に応じて決定手段34がそれぞれ前記EGR弁用アクチュエータ25への制御指令値を決定する。
請求項(抜粋):
排気通路と吸気通路を連通するEGR通路と、このEGR通路を開閉するEGR弁と、このEGR弁の開度を可変に調整可能なアクチュエータと、前記EGR通路と吸気通路の接続部より上流に位置して吸気を絞る弁と、この吸気絞り弁の開度を多段階に調整可能なアクチュエータと、運転条件の検出値に応じた吸気絞り弁開度となるように前記吸気絞り弁用アクチュエータを制御する手段と、前記EGR弁の開度目標値を前記運転条件の検出値に応じて算出する手段と、前記排気通路と吸気絞り弁下流の吸気通路との差圧を実測するセンサと、この差圧の目標値を前記運転条件の検出値に応じて算出する手段と、この差圧目標値と前記差圧実測値とが一致するように前記EGR弁用アクチュエータへの制御指令値に対するフィードバック補正量を算出する手段と、前記差圧実測値とあらかじめ定めた差圧限度値との比較により差圧実測値が差圧限度値を越える場合はフィードバック制御域であると、また差圧実測値が差圧限度値以下のときオープン制御域であるとそれぞれ判定する手段と、この判定結果よりフィードバック制御域では前記フィードバック補正量を用いて、またオープン制御域になると前記運転条件の検出値に応じたEGR弁の開度目標値に応じてそれぞれ前記EGR弁用アクチュエータへの制御指令値を決定する手段とを設けたことを特徴とするディーゼルエンジンのEGR制御装置。
IPC (3件):
F02M 25/07 570 ,  F02M 25/07 550 ,  F02D 21/08
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭58-027864
  • 特開昭63-106354
  • 特開平2-011858
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