特許
J-GLOBAL ID:200903097075470630

凝縮器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-164464
公開番号(公開出願番号):特開平5-010633
出願日: 1991年07月04日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 凝縮器中で冷媒を過冷却することで冷凍能力および成績係数を向上し、安定した冷凍サイクルを形成可能な凝縮器を提供する。【構成】 冷媒チューブ10a、10c内を流通する冷媒流を放熱用フィン12a、12cフィンを介して放熱させることにより凝縮する。上流側の冷媒チューブ10aと下流側の冷媒チューブ10cの間には、冷媒チューブ10a、10cの通路面積より大きい通路面積を有するレシーバチューブ26が設けられ、レシーバチューブ26内の冷媒通路が上下二段の流路31、33にプレート32によって仕切られる。プレート32には、上側の流路31と下側の流路33を連通する穴40が形成される。この凝縮器によると、レシーバチューブ26の穴40で冷媒を気液二相に分離するレシーバ機能をもつだけでなく、補コンデンサ部8で液冷媒を過冷却するサブクーラ機能をもつ。
請求項(抜粋):
冷媒通路を構成する冷媒通路管と、この冷媒通路管に接合されたフィンとを備え、前記冷媒通路管内を流通する冷媒流を前記フィンを介して放熱させることにより凝縮する凝縮器であって、前記冷媒通路の途中に、前記冷媒通路の通路面積より大きい通路面積を有するとともに、この冷媒通路を上下二段の室に仕切りかつ上側の室と下側の室を連通する穴をもつ仕切板を設けたレシーバチューブと、前記レシーバチューブ内で前記下側の室に分離された冷媒流をさらに過冷却するように、冷媒通路を構成する冷媒通路管と、この冷媒通路管に接合されたフィンとからなる補コンデンサ部とを備えたことを特徴とする凝縮器。

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