特許
J-GLOBAL ID:200903097080266757

内燃機関の潤滑油回路における油量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-320070
公開番号(公開出願番号):特開平11-153014
出願日: 1997年11月20日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 潤滑油圧によって制御される可変バルブタイミング機構(VVT)を備えている内燃機関において、VVTが作動する時に潤滑油圧が低下して応答性が悪化したり、潤滑を必要とする部位が潤滑不良になるのを防止する。【解決手段】 潤滑油回路の高圧通路66に付設された分岐高圧通路70にアキュムレータ72のような潤滑油の蓄圧手段を設ける。負圧導入管92は機関の吸気通路に接続される。機関の運転中に負圧室90に作用する吸気負圧によって蓄圧室80が拡大し、加圧された潤滑油の一部を吸入して貯溜する。機関が低負荷から高負荷に移行する時は、同時に吸気弁のバルブタイミングを進角させる必要があるが、この時に負圧室90の吸気負圧が低下するのを利用して蓄圧室80を縮小させることにより、蓄圧室80内に貯溜されている潤滑油を高圧通路66へ押し出して一時的に潤滑油量を増加させ、潤滑油圧の低下を阻止する。
請求項(抜粋):
潤滑油圧によって制御される可変バルブタイミング機構を備えている内燃機関の潤滑油回路に設けられ、潤滑油ポンプによって加圧されて潤滑油回路の高圧通路を流れる潤滑油の一部を取り出して加圧された状態において貯溜する蓄圧手段と、前記高圧通路の潤滑油量が不足する時期に前記蓄圧手段に貯溜されている潤滑油を前記高圧通路へ供給する供給手段とを備えており、前記蓄圧手段が、前記機関の吸気通路に作用する吸気負圧によって作動するように構成されていることを特徴とする油量制御装置。
IPC (3件):
F01M 1/16 ,  F01L 1/34 ,  F02D 13/02
FI (3件):
F01M 1/16 D ,  F01L 1/34 C ,  F02D 13/02 G
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭61-046408
  • 特開昭61-046408
  • 特開昭55-164758
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