特許
J-GLOBAL ID:200903097091968680
光波長分散測定方法及び装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-191655
公開番号(公開出願番号):特開平7-020004
出願日: 1993年07月06日
公開日(公表日): 1995年01月24日
要約:
【要約】【目的】光ファイバや光増幅中継システム等の光通信線路の波長分散特性を高精度に測定することができる波長分散測定方法及び装置を提供する。【構成と作用】同一の被測定光通信線路における波長一定の第1の光信号の伝搬時間と測定波長帯域にわたって波長が任意に定められる第2の光信号の伝搬時間とを測定して、その時間差を求めることにより、波長変化に伴う伝搬時間の変化だけを得ることが出来る。すなわち、光ファイバの伸縮は、第1の光信号と第2の光信号とが共に受けているので、時間差を求める場合には誤差にはならない。
請求項(抜粋):
光源からの光出力が単一周波数信号で変調された光信号を光ファイバ等の被測定光通信線路の入力端に入力し、前記光通信線路の出力端で前記変調された光信号を受信し、前記光出力の波長を変化させ、前記入力端の単一周波数信号との位相差を測定することによって前記光通信線路の波長分散特性の測定を行う光波長分散特性測定法であって、波長一定の第1の光信号と波長可変の第2の光信号から前記光出力を得て、該第2の波長可変の光信号の発振波長を変化して前記光通信線路内の光伝搬時間の変化を測定する毎に、前記第1の波長一定の光信号を用いて前記光通信線路の伸縮に伴う光伝搬時間の変化を測定し、前記第2の波長可変の光信号と前記第1の波長一定の光信号のそれぞれの光伝搬時間の変化の測定時刻をそれぞれ記録し、前記第1の波長一定の光信号による該測定時刻および光伝搬時間の変化量から、前記第2の波長可変の光信号による該測定時刻における可変光通信線路の伸縮による光伝搬時間の変化量を補間により求め、前記光通信線路の伸縮による光伝搬時間の該変化量を第2の波長可変の光信号を用いて測定された光伝搬時間の変化量から除くことにより前記光通信線路の伸縮に伴う測定誤差が除去される光波長分散測定方法。
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