特許
J-GLOBAL ID:200903097092091332

曲面切削装置及び曲面切削方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-350911
公開番号(公開出願番号):特開2001-162426
出願日: 1999年12月10日
公開日(公表日): 2001年06月19日
要約:
【要約】【課題】本発明は回転軸に荒加工用と仕上げ加工用の切削刃を取り付け鏡面駒曲面を効率的に切削加工する曲面切削装置及び曲面切削方法を提供する。【解決手段】工具スピンドル1は、工具回転軸2に仕上げ加工用切削刃7の固定された仕上げ加工用切削フランジ3と荒加工用切削刃8の固定された荒加工用切削フランジ5が刃間隔設定用ナット4を挟んで、固定ナット6により固定されており、その刃先間隔が仕上げ加工用切削刃7と荒加工用切削刃8が同時に鏡面駒を切削しない距離となっている。自由曲面加工機は、X軸テーブル上に固定された鏡面駒に対して、工具スピンドル1の工具回転軸2を回転駆動させて、荒加工用切削刃8により、予め求めた除去量まで荒加工を行い、次に、仕上げ加工用切削刃7に切り換えて、鏡面駒を仕上げ加工用切削刃7で仕上げ加工を行う。したがって、荒加工と仕上げ加工を切削刃を取り換えて交換する作業を行うことなく、無人での連続作業を可能とし、作業効率を向上させることができる。
請求項(抜粋):
回転軸に取り付けられた所定の曲率半径の切削刃を、所定の工具半径で前記回転軸周りに回転させながら、鏡面駒の切削曲面に対して相対的に移動させて鏡面駒曲面を切削する曲面切削装置において、前記切削刃として、前記鏡面駒曲面を荒加工する荒加工用切削刃と仕上げ加工する仕上げ加工用切削刃が、前記回転軸に軸方向に少なくとも前記鏡面駒の厚み寸法に前記荒加工用切削刃または前記仕上げ加工用切削刃による切削刃幅を加算した距離を越える刃先間隔を空けて固定されており、前記荒加工用切削刃で荒加工した後、前記仕上げ加工用切削刃で仕上げ加工して、前記鏡面駒曲面を切削することを特徴とする曲面切削装置。

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