特許
J-GLOBAL ID:200903097093140388

熱交換システム及び熱交換方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 島添 芳彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-024144
公開番号(公開出願番号):特開平11-223482
出願日: 1998年02月05日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】 石炭ガス化炉の生成ガス等の高温ガスが保有する熱量を系内にて有効利用可能に熱交換又は熱回収し得る熱交換システム及び熱交換方法を提供する。【解決手段】 熱交換システム1は、切換装置20、30、40に対する所定時間間隔の同期切換制御により、高温流体流の保有顕熱を第1及び第2熱交換装置11、12の蓄熱体に熱伝導/熱伝達し且つ該熱交換装置に蓄熱するとともに、切換装置の切換作動の後に熱交換装置に流入する低温の被加熱流体流に対して、熱交換装置の蓄熱顕熱を放熱し、被加熱流体流を昇温させる。かかる蓄熱作用及び放熱作用が、短時間に交互に反覆する結果、高温給気流と被加熱流体流との熱交換現象が連続的且つ円滑に進行し、熱交換システムに供給される被加熱流体流は、好適には、800°C乃至1000°C以上の高温域に継続的ないし定常的に加熱又は予熱される。
請求項(抜粋):
高温給気流及び低温給気流と交互に伝熱接触する蓄熱体を有し、前記蓄熱体は、前記高温給気流が保有する顕熱を蓄熱し、蓄熱した顕熱を前記低温給気流に放熱し、該蓄熱体の蓄熱作用及び放熱作用を介して前記高温給気流の保有熱を前記低温給気流に伝熱し、該低温給気流を高温域に加熱するように構成された熱交換システムにおいて、高温給気流及び低温給気流に交互に伝熱接触する第1及び第2蓄熱体を備えた第1及び第2熱交換装置と、前記蓄熱体との伝熱接触により冷却した高温給気流を降温流体として熱交換システム外に送出する降温流体送出路と、前記蓄熱体との伝熱接触により加熱された低温給気流を昇温流体として熱交換システム外に送出する昇温流体送出路と、前記熱交換装置と前記低温給気流の導入流路との間に介装され、該低温給気流導入路を第1又は第2熱交換装置と選択的に相互連通させる第1流路切換手段と、前記熱交換装置と前記昇温流体送出路との間に介装され、該昇温流体送出路を第1又は第2熱交換装置と選択的に相互連通させる第2流路切換手段と、前記熱交換装置と前記高温給気流の導入流路との間に介装され、該高温給気流導入路を第1又は第2熱交換装置と選択的に相互連通させる第3流路切換手段と、前記高温給気流の保有する顕熱が、前記蓄熱体の蓄熱作用及び放熱作用を介して前記低温給気流に伝熱するように、前記第1、第2及び第3流路切換手段を同期切換制御する切換手段制御装置とを有することを特徴とする熱交換システム。
IPC (4件):
F28D 17/04 ,  C10J 3/46 ,  C10J 3/48 ,  H01M 8/04
FI (4件):
F28D 17/04 ,  C10J 3/46 D ,  C10J 3/48 ,  H01M 8/04 N

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