特許
J-GLOBAL ID:200903097093932616

ディーゼルエンジンの燃料噴射量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-339279
公開番号(公開出願番号):特開平6-185384
出願日: 1992年12月18日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】加速時には急激なトルク変化を抑えながら充分なエンジン出力を確保し、レーシング時には急激なトルク変化を抑えながら黒煙等の排出を抑える。【構成】ブーコン22はその過給圧室23、負圧室24に導入される過給圧、負圧に応じて燃料噴射ポンプ2からの最大燃料噴射量を増量補正させる。ブーコン22の負圧室24に導入される負圧をEVRV17により制御する。ECU47は、各種センサ42,43,45の信号により、EGR制御領域からBACS制御領域へ移行したと判断したとき、負圧室24に導入される制御負圧を、一旦小さくしてから漸増させるべくEVRV17の開度を漸増制御する。又、この移行時に、レーシング時と判別されたときには、EVRV17の開度の単位時間当たりの漸増分を、加速時の漸増分よりも小さく設定する。従って、レーシング時には、燃料噴射量の増量補正分が加速時に漸増されるよりも緩やかに漸増される。
請求項(抜粋):
ディーゼルエンジンへ燃料を圧送するための燃料噴射ポンプと、圧力室に導入される作動圧に応じて前記燃料噴射ポンプからの燃料噴射量を増量補正するための燃料噴射量調整機構と、前記燃料噴射量調整機構の圧力室に導入される作動圧を制御するために開度調節される圧力制御弁と、前記ディーゼルエンジンの運転状態を検出するための運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記燃料噴射量調整機構により前記燃料噴射量を増量補正させるべき運転領域であるか否かを判断するための運転領域判断手段と、前記運転領域判断手段の判断結果に基づき、前記燃料噴射量調整機構により前記燃料噴射量を増量補正させるべき運転領域へ他の運転領域から移行したと判断したときに、前記圧力室に導入される作動圧を漸増させるべく前記圧力制御弁の開度を漸増させるように制御するための圧力制御弁制御手段とを備えたディーゼルエンジンの燃料噴射量制御装置において、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記ディーゼルエンジンによる加速時とレーシング時とを判別するための運転判別手段と、前記運転判別手段により前記レーシング時と判別されたときに、前記圧力制御弁制御手段により漸増制御される前記圧力制御弁の開度の単位時間当たりの漸増分を、前記加速時の漸増分よりも小さく設定するための漸増制御設定手段とを備えたことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料噴射量制御装置。
IPC (9件):
F02D 41/04 380 ,  F02D 1/02 321 ,  F02D 1/02 ,  F02D 21/08 301 ,  F02D 41/02 380 ,  F02D 41/02 ,  F02D 45/00 312 ,  F02M 25/07 550 ,  F02M 25/07 570

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