特許
J-GLOBAL ID:200903097099779739

高温排熱利用発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加茂 裕邦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-030273
公開番号(公開出願番号):特開2002-238272
出願日: 2001年02月06日
公開日(公表日): 2002年08月23日
要約:
【要約】【課題】特定の熱電変換材料で構成した熱電変換素子を用い、高温側熱源として高温排ガスの排熱を利用した高温排熱利用発電装置を得る。【解決手段】隔壁を介して冷却媒体流路と高温排ガス流路を形成してなる高温排熱利用発電装置であって、冷却媒体流路側の隔壁面又は高温排ガス流路側の隔壁面に特定のn型熱電変換材料と、p型熱電変換材料とを交互に連結してなる熱電変換素子を配置して電力を取り出すようにしてなることを特徴とする高温排熱利用発電装置。
請求項(抜粋):
隔壁を介して冷却媒体流路と高温排ガス流路を形成してなる高温排熱利用発電装置であって、冷却媒体流路側の隔壁面又は高温排ガス流路側の隔壁面に下記(1)〜(6)のいずれかのn型酸化物熱電変換材料とp型熱電変換材料を交互に連結してなる熱電変換素子を配置して電力を取り出すようにしてなることを特徴とする高温排熱利用発電装置。(1)In2O3を主体とするn型酸化物熱電変換材料であって、基本酸化物In2O3に対してZr、Sn、Ti、Ce、V、Hf、Os及びIrから選ばれた少なくとも1種の4価の元素をドープしてなるn型酸化物熱電変換材料。(2)In2O3を主体とし、Zr、Sn、Ti、Ce、V、Hf、Os及びIrから選ばれた少なくとも1種の4価の元素をドープしてなるn型酸化物熱電変換材料であって、基本酸化物In2O3に対してZr、Sn、Ti、Ce、V、Hf、Os及びIrから選ばれた少なくとも1種の4価の元素をドープした酸化物を還元し得る雰囲気中でアニール処理してなるn型酸化物熱電変換材料。(3)In2O3を主体とし、式(In1-XAX)2O3で表されるn型酸化物熱電変換材料であって、In2O3を主体とし、式(In1-XAX)2O3で表される酸化物を還元し得る雰囲気中でアニール処理してなるn型酸化物熱電変換材料(ただし、式中、AはZr、Sn及びTiから選ばれた少なくとも1種の元素であり、x=0.00005〜0.1である)。(4)In2O3を主体とし、Zr、Sn、Ti、Ce、V、Hf、Os及びIrから選ばれた少なくとも1種の4価の元素をドープしてなるn型酸化物熱電変換材料であって、In2O3又は焼成によりIn2O3を生成する材料とZr、Sn、Ti、Ce、V、Hf、Os及びIrから選ばれた少なくとも1種の4価の元素を含む材料からなる原料混合物を還元し得る雰囲気中で焼成してなるn型酸化物熱電変換材料。(5)In2O3を主体とし、式(In1-XAX)2O3で表されるn型酸化物熱電変換材料であって、In2O3又は焼成によりIn2O3を生成する材料とZr、Sn及びTiから選ばれた少なくとも1種の4価の元素を含む材料からなる原料混合物を還元し得る雰囲気中で焼成してなるn型酸化物熱電変換材料(ただし、式中、AはZr、Sn及びTiから選ばれた少なくとも1種の元素であり、x=0.00005〜0.1である)。(6)In2O3からなるn型酸化物熱電変換材料であって、In2O3又は焼成によりIn2O3を生成する材料を還元し得る雰囲気中で焼成してなるn型酸化物熱電変換材料。
IPC (6件):
H02N 11/00 ,  C01G 15/00 ,  H01L 35/22 ,  H01L 35/30 ,  H01L 35/32 ,  H01L 35/34
FI (6件):
H02N 11/00 A ,  C01G 15/00 B ,  H01L 35/22 ,  H01L 35/30 ,  H01L 35/32 A ,  H01L 35/34

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