特許

J-GLOBAL ID：200903097106015499

定着装置

発明者： 安野 道昭 ,  小俣 誠
出願人/特許権者： 富士ゼロックス株式会社
代理人 (1件)： 宮川 清 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-084856
公開番号（公開出願番号）：特開平8-254917
出願日： 1995年03月16日
公開日（公表日）： 1996年10月01日
要約：

【要約】【目的】 電子写真式の画像形成装置において用いられる定着装置であって、フルカラーのトナー像の定着や高速化された定着に対しても、長期にわたり安定して対応することのできる定着装置を提供する。【構成】 定着装置の定着ローラ1の周面がシリコーンゴム層8で形成されており、このシリコーンゴム層は、粒径0.5〜20μmのグラファイト粉体を含み、該シリコーンゴム層の体積抵抗率がほぼ1010Ωcmとなっている。また、周面は、フッ素ゴム層で被覆されたものであってもよい。このような構成により、前記定着ローラは、適度な弾性を保ちつつ、高い熱伝導性と導電性とを保持できる。このため、高速定着によるローラ表面の熱損失を十分に補うことができ、用紙や加圧部材との摩擦により電荷が生じても除電が可能である。また、フルカラー像の定着時にも良好な剥離性を維持できる。

請求項（抜粋）：

電子写真式の画像形成装置で用いられ、内部に加熱源を有し、その外周にシリコーンゴム層を備えた定着ローラと、この定着ローラと圧接される加圧部と、を有し、トナー像が転写された記録媒体を前記定着ローラと加圧部材との間で加圧するとともに加熱し、トナー像を記録媒体上に溶融・定着する定着装置において、前記定着ローラのシリコーンゴム層が、粒径0.5〜20μmのグラファイト粉体を含み、体積抵抗率が1010Ωcm以下であることを特徴とする定着装置。

IPC (7件)：

G03G 15/20 103 ,  G03G 15/20 102 ,  B29D 31/00 ,  C08L 83/04 LRX ,  F16C 13/00 ,  B29K 27:12 ,  B29K 83:00

FI (5件)：

G03G 15/20 103 ,  G03G 15/20 102 ,  B29D 31/00 ,  C08L 83/04 LRX ,  F16C 13/00 A