特許
J-GLOBAL ID:200903097109189110
還元酵素及びその利用
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (3件):
久保山 隆
, 中山 亨
, 榎本 雅之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-249647
公開番号(公開出願番号):特開2006-061111
出願日: 2004年08月30日
公開日(公表日): 2006年03月09日
要約:
【課題】反応時間の短縮及び反応効率の向上を図るうえで有機溶媒耐性に優れた還元酵素が切望されている。【解決手段】ロドコッカス由来の特定の還元酵素であって、該酵素の12、20、42、67、125、163、173、275、327番目のアミノ酸がグリシン、アルギニン、バリン、アルギニン、メチオニン、プロリン、ロイシン、バリンにそれぞれ置換されていること以外には該酵素のアミノ酸配列と同等なアミノ酸配列を有し、かつ、m-クロロフェナシルクロライドを還元して1-(3-クロロフェニル)-2-クロロエタノールを生産する能力を少なくとも有する改変型還元酵素、及び、当該酵素における12、20、42、67、125、163、173、275及び327番目のアミノ酸のうち、いずれか一つ以上が野生型アミノ酸に復帰してなり、かつ、前記アミノ酸のうち、いずれか一つ以上の改変型アミノ酸を保存してなる改変型還元酵素等【選択図】 なし
請求項(抜粋):
野生型還元酵素が有する配列番号1で示されるアミノ酸配列において、(1)12番目のアミノ酸がグリシンに、(2)20番目のアミノ酸がアルギニンに、(3)42番目のアミノ酸がバリンに、(4)67番目のアミノ酸がアルギニンに、(5)125番目のアミノ酸がメチオニンに、(6)163番目のアミノ酸がアルギニンに、(7)173番目のアミノ酸がプロリンに、(8)275番目のアミノ酸がロイシンに、及び、(9)327番目のアミノ酸がバリンにそれぞれ置換されていること以外には配列番号1で示されるアミノ酸配列と同等なアミノ酸配列を有し、かつ、m-クロロフェナシルクロライドを還元して1-(3-クロロフェニル)-2-クロロエタノールを生産する能力を少なくとも有することを特徴とする改変型還元酵素。
IPC (7件):
C12N 15/09
, C12N 1/15
, C12N 1/19
, C12N 1/21
, C12N 9/02
, C12P 7/06
, C12N 5/10
FI (7件):
C12N15/00 A
, C12N1/15
, C12N1/19
, C12N1/21
, C12N9/02
, C12P7/06
, C12N5/00 A
Fターム (25件):
4B024AA03
, 4B024BA08
, 4B024BA80
, 4B024CA04
, 4B024DA06
, 4B024EA04
, 4B024FA02
, 4B024GA11
, 4B024HA01
, 4B050CC03
, 4B050CC04
, 4B050DD02
, 4B050LL05
, 4B064AC01
, 4B064CA01
, 4B064CA02
, 4B064CA19
, 4B064CC24
, 4B064DA16
, 4B065AA26X
, 4B065AA45Y
, 4B065AB01
, 4B065BA01
, 4B065CA06
, 4B065CA28
引用文献:
審査官引用 (3件)
-
Appl Microbiol Biotechnol, 1999, Vol.52, p.386-392
-
Biosci.Biotechnol.Biochem., 1999, Vol.63, No.12, p.2216-2218
-
Eur.J.Biochem., 2002, Vol.269, p.2394-2402
前のページに戻る