特許
J-GLOBAL ID:200903097117040495

核磁気共鳴による位相分布の補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-252577
公開番号(公開出願番号):特開平6-098875
出願日: 1992年09月22日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 核磁気共鳴で得た画像から求めた位相分布から、オフセット項の影響を除去し、核磁気共鳴を利用した検査システムなどの信頼性を向上させる。【構成】 位相分布画像の各ラインの位相偏微分値で、絶対値が閾値を超える範囲を検出し、この範囲の位相偏微分値を周囲の値で多項式近似した後、積分して新たな位相分布を得る。また、各ライン毎にサブ基準点を設けて位相オフセットを調整する。この時、シム磁場中心あるいは各チャネル毎のシム電流値変化に対する位相変化量が既知である点を位相値の基準点とする。
請求項(抜粋):
核磁気共鳴を用いて、グラディエントエコー法、もしくは、エコーの発生タイミングを制御したスピンエコー法等により得られる静磁場不均一の影響を含む対象物質の画像を計測して、上記静磁場の均一度の調整に用いる位相分布を求める場合に、該位相分布に生じているアークタンジェントエリアジングの影響を補正する核磁気共鳴による位相分布の補正方法であり、上記位相分布の偏微分値を求め、該偏微分値の絶対値が所定の閾値を超える範囲を、上記アークタンジェントエリアジングとして検出し、該アークタンジェントエリアジングを検出した範囲の偏微分値を、周囲の値で近似して、上記位相分布の偏微分曲線を求め、該偏微分曲線を積分して、上記アークタンジェントエリアジングによる影響を補正した新たな位相分布を得ることを特徴とする核磁気共鳴による位相分布の補正方法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/28
FI (3件):
A61B 5/05 374 ,  A61B 5/05 312 ,  G01N 24/02 Y

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