特許
J-GLOBAL ID:200903097119431840

三次元ビーム伝搬法およびその方法を実施するプログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-079054
公開番号(公開出願番号):特開2001-264556
出願日: 2000年03月21日
公開日(公表日): 2001年09月26日
要約:
【要約】【課題】 三次元光導波路の放射モードの放射損失並びに界分布を解析領域の設定に依存せずに求める。【解決手段】 導波路伝搬方向をzとし、ビーム伝搬電磁界Ex成分を用いて取扱う場合、各格子点上のEx(i,j)成分と屈折率n(i,j)のみをその格子点に割り当て、Ex成分のみでビーム伝搬の状況をシミュレートする。所定式によりExの二階空間差分を計算し(31)、注目する放射モードの界分布に近似した界分布を解析領域の周囲部分の設定屈折率を部分的に実際より低下させた屈折率プロファイルを用いて通常のモード解析によって求める(32)。次に実際の光導波路断面構造の屈折率プロファイルのもとで伝搬方向の界分布変化を追跡する(35)。伝搬されるパワーが指数関数的減衰すること並びに界分布のプロファイルが伝搬により変化しないことを調べて、初期界分布が注目放射モードの界分布へ実際に収束してるかを確認する(36)。
請求項(抜粋):
プログラムされたコンピュータを用いて透明境界条件もしくは吸収境界条件を付与した三次元ビーム伝搬法を光導波路の断面構造に適用して三次元光導波路放射モードを導出する方法であって、光導波路の断面構造の解析領域の周囲部分を複数の格子点に離散化し、該各格子点上のビーム伝搬方向に垂直な特定の1つの電磁界成分と屈折率のみを該各格子点に割り当てることで屈折率プロファイルを設定する第1の手順と、前記屈折率プロファイルを基に解析領域の周囲部分の設定屈折率を部分的に実際より低下させた屈折率プロファイルを用いて通常のモード解析により前記各格子点上の前記特定の電磁界成分の二階空間差分を計算することで、注目する放射モードの実際の電磁界分布に近似した電磁界分布を算出する第2の手順と、前記第1の手順で設定された屈折率プロファイルと前記第2の手順で算出された電磁界分布を用いて三次元ビーム伝搬法の初期界分布として前記三次元光導波路放射モードを導出する第3の手順とを有することを特徴とする三次元ビーム伝搬法。
IPC (6件):
G02B 6/12 ,  G01M 11/02 ,  G01N 27/72 ,  G02B 6/13 ,  G06F 17/13 ,  G06F 19/00 110
FI (6件):
G01M 11/02 B ,  G01N 27/72 ,  G06F 17/13 ,  G06F 19/00 110 ,  G02B 6/12 Z ,  G02B 6/12 M
Fターム (13件):
2G053AA07 ,  2G053AB01 ,  2G053BA02 ,  2G053BA13 ,  2G086HH07 ,  2H047KA03 ,  2H047PA00 ,  2H047TA00 ,  5B049EE41 ,  5B056BB04 ,  5B056BB71 ,  5B056FF03 ,  5B056FF05

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