特許
J-GLOBAL ID:200903097126483405

ビデオカメラの露出制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-074258
公開番号(公開出願番号):特開平6-292069
出願日: 1993年03月31日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【目的】 パワーセーブモードのときに撮像ボタンを投入したとき、実際の録画が行なわれる当初から安定した露出を得て、良好なつなぎ録りを実現する。【構成】 アイリス機構4はそのリング部が回転することにより2枚羽根アイリスが開閉する。このアイリス機構4は電源がONされているだけでは開かず、電源がONされているときに撮像ボタンが投入されることにより開放し、リング部の回転スピードはアイリス制御値EOに比例する。実際の録画は撮像ボタン投入後に所定時間経過してから行う。測光値積算回路7は撮像信号Sの輝度信号成分からアイリス積算値EIを求め、マイクロコンピュータ10はアイリス積算値EIからアイリス制御値EOを求める。撮像ボタン投入から所定時間は、アイリス制御値EOの値を大きくし且つ1フィールド期間周期でEOを出力して高速でアイリス制御をする。所定時間経過して実録画が行なわれているときにはアイリス制御値EOを小さくし所定フィールド期間毎にEOを出力して低速でアイリス制御をする。
請求項(抜粋):
リング部の回転に応じてアイリスが開閉し且つリング部の回転速度がアイリス制御値EOに比例して作動するアイリス機構と、アイリス機構を通して入射される光学像に対応した撮像信号を形成する撮像回路と、撮像信号の輝度信号成分を基にアイリス積算値EIを求める測光値積算回路と、アイリス積算値EIから測光値DPを求めるとともに目標値OPから測光値DPを減算して偏差Δを求め更に偏差Δに応じてアイリス制御値EOを演算して出力するマイクロコンピュータを備えたビデオカメラの露出制御装置において、前記マイクロコンピュータは、偏差が所定値よりも大きいときには偏差Δに対するアイリス制御値EOが大きくなるよう演算する演算処理をし且つ短い時間間隔でアイリス制御値EOを出力し、偏差が所定値よりも小さいときには偏差Δに対するアイリス制御値EOが小さくなるよう演算する演算処理をし且つ前記時間間隔よりも長い時間間隔でアイリス制御値EOを出力する機能を有することを特徴とするビデオカメラの露出制御装置。

前のページに戻る