特許
J-GLOBAL ID:200903097133222315

復調方式選択受信ダイバーシチ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-172025
公開番号(公開出願番号):特開平7-015380
出願日: 1993年06月21日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】移動通信の携帯移動機にダイバーシチ受信方式を適用する場合の消費電力の増加を抑えるとともに、フェージングの変化の緩急にかかわらず安定した受信特性を得る。【構成】2つのアンテナ1,2を切換選択する選択回路5に、検波出力と包絡線強度信号を出力する検波回路3と、省電力モード機能を有する検波回路4を接続する。フェージングの変化の緩急をフェージングピッチ判定回路6で判定し、変化の激しい時は2つのアンテナ1,2の受信信号をそれぞれ2つの検波回路3,4で検波した出力を合成制御回路7で合成して復調出力を得、変化の緩やかな時は検波回路4を省電力モードにして休ませ2つのアンテナを選択して検波回路3で検波出力を得るように構成した。
請求項(抜粋):
第1及び第2の受信アンテナと、該第1及び第2の受信アンテナが接続され切換え制御信号に従って第1及び第2の出力端子から受信信号を出力する選択回路と、該選択回路の第1の出力端子に接続され該第1の出力端子からの受信信号を検波して出力するとともに該受信信号の包絡線強度を検出して包絡線強度信号を出力する第1の受信検波回路と、前記選択回路の第2の出力端子に接続され該第2の出力端子からの受信信号を検波して出力し、モード制御信号が与えられたときのみ省電力モードに切換えられて検波動作を停止する第2の受信検波回路と前記包絡線強度信号からフェージングピッチを検出し該検出値と所定のしきい値とを比較判定し、フェージングピッチがしきい値より大きいときフェージングの変化が速いことを示す激変信号を出力し、フェージングピッチがしきい値より小さいときフェージングの変化が緩慢であることを示す緩慢信号を出力するフェージングピッチ判定回路と、該フェージングピッチ判定回路からの判定出力と前記第1の受信検波回路からの包絡線強度信号が与えられて前記選択回路に対する切換え制御信号と前記第2の受信検波回路に対するモード制御信号を出力するとともに、前記第1及び第2の受信検波回路からの検波出力を合成して復調出力を得るダイバーシチ合成制御回路とを備え、前記ダイバーシチ合成制御回路は、前記判定出力が激変信号のとき前記選択回路に対して第1及び第2の受信アンテナの受信信号がそれぞれ第1及び第2の出力端子から出力されるような前記切換え制御信号を出力して検波後合成ダイバーシチ受信を行わせ、前記判定出力が緩慢信号のとき前記第2の受信検波回路に前記モード制御信号を与えるとともに、前記選択回路に対して前記第1及び第2の受信アンテナを包絡線強度信号に従って選択切換えて前記第1の出力端子から受信信号を出力させる前記切換え制御信号を出力してアンテナ選択ダイバーシチ受信を行わせるように構成した復調方式選択受信ダイバーシチ回路。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-100840
  • 特開昭60-100840

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