特許
J-GLOBAL ID:200903097149829848
鉄道車輌走行構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高木 福一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-234013
公開番号(公開出願番号):特開平8-072715
出願日: 1994年09月02日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【構成】 車輪1,1は、従来と同一構造で、直線走行時には輪縁1bを踏面して用い、また曲線走行時には踏面1aを用いる。軌条は、直線走行用の第1軌条3,3と曲線走行用の第2軌条4,4と、これらの間に介在させるジョイント軌条5,5とを用いる。第1軌条3,3は夫々内側上部に脱線防止用の突出縁3a,3aを設けている。第2軌条4,4は従来の軌条と同形状である。ジョイント軌条5,5は軸断面形状を第1軌条3と第2軌条4とを合体させた形状とし且つまた車輪の踏面が接触する側の部分5aを所定の角度に徐々に傾斜させている。【効果】 車輌の横揺れがなくなり且つ競り上がり現象も起こらない。また、制動及び加速時に滑走や空転等のロスがなくなる。更に高速化を促進することができる。
請求項(抜粋):
従来と同一構造で且つ輪縁の外周部を平坦面とし、直線走行路の走行時には輪縁を踏面として用い、曲線走行路の走行時には踏面を用いる車輪と、直線走行路用の第1軌条及び曲線走行路用の第2軌条と、これらの間に介在させるジョイント軌条とをもって構成する軌条とからなり、前記第1軌条は夫々内側上部に脱線防止用の突出縁を設け、また前記第2軌条は従来と同一形状とし、且つこれら第1軌条と第2軌条の軌間は、第1軌条の軌間より第2軌条の軌間を前記車輪における輪縁の厚さ相当分大きくなすと共に、第1軌条と第2軌条との高さを、第1軌条の高さより第2軌条の高さを前記車輪における輪縁の突出長さ分大きくなし、更に前記ジョイント軌条は軸断面形状を前記第1軌条と第2軌条とを合体させた形状とし且つまた前記車輪の踏面が接触する側の部分を一端側から他端側に所定の角度に徐々に傾斜させてなることを特徴とする鉄道車輌走行構造。
IPC (3件):
B61F 5/24
, B60B 17/00
, E01B 26/00
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