特許
J-GLOBAL ID:200903097153043000

映像信号伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 恵基
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-214662
公開番号(公開出願番号):特開平5-227512
出願日: 1991年07月31日
公開日(公表日): 1993年09月03日
要約:
【要約】【目的】本発明は、映像信号伝送装置において、歪の視覚されやすい画像と歪の視覚されにくい画像が混在する場合にも視覚上知覚される歪の分布を均一にすることにより、絵柄に係わらず伝送画像の画質を向上させる。【構成】バツフアメモリの蓄積量で定まるブロツク群ごとの量子化情報で高能率符号化データを復号し、復号データと原画像データとの差分データを求めると共に、差分データに対応する原画像の歪みの知覚されやすさを画像の平坦度から求め、差分データを当該平坦度に応じて重み付けた重付け差分データでブロツク単位の量子化特性を設定し、実際に伝送される画像データの量子化サイズを決定することにより、原画像が歪の視覚されやすい画像と歪の視覚されにくい画像の双方を含む場合にも、均一な画質で画像を伝送することができる。
請求項(抜粋):
単位ブロツク複数個で単位ブロツク群を形成する映像信号を高能率符号化処理して高能率符号化データに変換し、当該高能率符号化データを量子化して伝送データに変換する映像信号伝送装置において、上記単位ブロツク群ごとに定まる第1の量子化情報に基づいて、上記高能率符号化データを復号する復号手段と、上記復号手段で復号された復号データと当該復号データに対応する原映像信号との差分を求める差分データ検出手段と、上記単位ブロツクを構成する各画素の予測画素値を当該画素の周辺画素値に基づいて予測する平面予測手段と、上記平面予測手段で予測された上記予測画素値と当該予測画素値に対応する原映像信号の原画素値との差分を求める差分検出手段と、上記差分検出手段の検出結果に基づいて、上記画素が平坦部に位置するか否かを判別する平坦度判別手段と、上記平坦度判別手段での判別結果に基づいて、上記差分データ検出手段から出力される差分データを重み付け、上記単位ブロツクごとの歪評価量を求める歪評価手段と、上記歪評価手段で求められる上記歪評価量に基づいて上記単位ブロツクごとの第2の量子化情報を設定する制御手段と、上記第1の量子化情報及び上記第2の量子化情報に基づいて、上記映像信号の量子化サイズを設定する量子化手段とを具えることを特徴とする映像信号伝送装置。

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