特許
J-GLOBAL ID:200903097153977118

ツインクラッチ式自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-131392
公開番号(公開出願番号):特開平10-318361
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 ツインクラッチ式変速機において運転者の予想に合うように変速動作を迅速に実行するように制御する制御装置を提供すること。【解決手段】 車速とスロットル開度で規定される走行状態に対応して次変速がダウンシフトかアップシフトかを記憶したマップをECU100のROM105に記憶しておく。車速センサ112とスロットル開度センサ113から現在の走行状態をもとめ、この現在の走行状態に対する次変速をマップから読み込む。マップから読み込んだ次変速に合わせて、第1スリーブアクチュエータACT1、第2スリーブアクチュエータACT2によって第1スリーブS1、第2スリーブS2を作動させる。
請求項(抜粋):
変速機入力軸に連結される2つのクラッチと、これらクラッチのクラッチ出力軸と変速機出力軸との間を同期装置付きの歯車選択装置の選択操作により選択的に連結する複数の歯車列とを備え、互いに隣りあう速度段はそれぞれ別のクラッチ出力軸を使用して達成できるように前記歯車列が配置されていて、一方のクラッチを係合するとともに、他方のクラッチを解放し、かつ、一方のクラッチ出力軸と変速機出力軸とを歯車列を介して連結することにより所望の速度段を完成するツインクラッチ式自動変速機の制御装置であって、走行状態を検出する走行状態検出手段と、走行状態から推定される次変速を記憶する次変速記憶手段と、走行状態検出手段が検出した現在の走行状態から推定される次変速を次変速記憶手段から選択する次変速選択手段と、変速指令の発信を待たず現在の走行中に、次変速選択手段が選択した次変速に必要な歯車列の連結を完成するように、選択装置を作動させる予備選択装置とを備え、前記走行状態検出手段が、予め定めた特定の走行パターンが実行されていることを検出する特定走行パターン実行検出手段を含み、前記次変速記憶手段が、前記予め定めた特定の走行パターンから推定される次変速を記憶する特定次変速記憶手段を含み、前記次変速選択手段が、前記予め定めた特定の走行パターンが実行されているときに、該特定の走行パターンから予想される次変速を選択することを特徴とする制御装置。
IPC (7件):
F16H 61/02 ,  F16H 3/091 ,  F16H 61/10 ,  F16H 59:10 ,  F16H 59:18 ,  F16H 59:54 ,  F16H 63:12
FI (3件):
F16H 61/02 ,  F16H 3/091 ,  F16H 61/10

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