特許
J-GLOBAL ID:200903097159319651

葯特異的遺伝子および該遺伝子のプロモーター、並びにそれらの利用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 清水 初志 ,  橋本 一憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-133691
公開番号(公開出願番号):特開2004-337004
出願日: 2003年05月12日
公開日(公表日): 2004年12月02日
要約:
【課題】新規な葯特異的遺伝子および該遺伝子のプロモーター、並びにそれらの利用の提供を課題とする。【解決手段】幼苗期イネをジベレリンで処理し、DNAマイクロアレイ解析法やプロテオーム解析法を利用して、発現が制御される遺伝子群やタンパク質群を検索した。その結果、8種類のβチューブリンが検出された。同定された8種類のチューブリンのうちOsTUB8は、葯で特異的な発現を示した。このためOsTUB8は、イネの雄性不稔に関与していることが示唆され、植物においてOsTUB8の発現を調節することにより、植物の稔性を改変することが考えられる。また、OsTUB8のプロモーターは、葯特異的な活性を有すると考えられるため、葯特異的な遺伝子発現のためのツールとして高い利用価値を有すると言える。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
下記(a)から(d)に記載の単離されたDNA。 (a)配列番号2に記載されたアミノ酸配列をコードするDNA (b)配列番号1に記載された塩基配列からなるDNA (c)配列番号2に記載されたアミノ酸配列において1または複数のアミノ酸が置換、欠失、挿入および/または付加されたアミノ酸からなり、配列番号2に記載されたアミノ酸配列からなるタンパク質と機能的に同等なタンパク質をコードするDNA (d)配列番号1に記載された塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件でハイブリダイズし、配列番号2に記載されたアミノ酸配列からなるタンパク質と機能的に同等なタンパク質をコードするDNA
IPC (3件):
C12N15/09 ,  A01H5/00 ,  C12N5/10
FI (3件):
C12N15/00 A ,  A01H5/00 A ,  C12N5/00 C
Fターム (18件):
2B030AA02 ,  2B030AB03 ,  2B030AD20 ,  2B030CA14 ,  4B024AA08 ,  4B024CA01 ,  4B024CA04 ,  4B024DA01 ,  4B024DA05 ,  4B024EA01 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B065AA01X ,  4B065AA88X ,  4B065AA88Y ,  4B065AB01 ,  4B065BA01 ,  4B065CA53
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • The Plant Journal, 1993, Vol. 4, No. 5, pp. 875-882
審査官引用 (2件)
  • The Plant Journal, 1993, Vol. 4, No. 5, pp. 875-882
  • Molecular Cloning

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