特許
J-GLOBAL ID:200903097171577488

分割型複合繊維からなる延伸糸およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 辻 良子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-148412
公開番号(公開出願番号):特開平8-325827
出願日: 1995年05月24日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【構成】 2種以上の非相溶性の重合体のサイドバイサイド型複合繊維からなる乾熱収縮応力0.14〜0.30g/dの延伸糸、該延伸糸を、2種以上の非相溶性の重合体を用いて紡糸・延伸直結方式によってサイドバイサイド型複合繊維の延伸糸を製造した後、該延伸糸を0.05〜0.80g/dの糸張力下に150°C〜重合体の融点未満の温度でスチームジェット処理するか、または該延伸糸を0.25〜0.80g/dの糸張力にヤーンガイドで屈曲・擦過処理して製造する方法。【効果】 本発明の延伸糸は、紡糸・延伸工程、製編織工程等ではフィブリル化せず工程性に優れ、且つ製編織後等に分割フィブリル化処理すると分割型複合繊維を構成する最小の1層の単位又は多くとも2層からなる単位にまで完全に且つ円滑に分割されて極細繊維化するので、柔軟性、バルキー性、緻密性に富み、しかも筋斑や染色斑のない高品質の分割フィブリル化物を得ることができ、本発明の上記方法によってそのような優れた特性を有する延伸糸を円滑に製造できる
請求項(抜粋):
2種以上の非相溶性の繊維形成性熱可塑性重合体が繊維横断面においてサイドバイサイド型に接合している分割型複合繊維からなる延伸糸であって、乾熱収縮応力が0.14〜0.30g/dであることを特徴とする延伸糸。
IPC (3件):
D01D 5/32 ,  D01D 10/00 ,  D01F 8/14
FI (3件):
D01D 5/32 ,  D01D 10/00 A ,  D01F 8/14 C

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