特許
J-GLOBAL ID:200903097183974229

同期モータの電気角検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-220104
公開番号(公開出願番号):特開平11-055983
出願日: 1997年07月30日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 フィルタの特性変化による影響を受けずに電流の挙動を検出し電気角を求める電気角検出装置を提供する。【解決手段】 モータのU相、V相巻線に電圧を印加し、流れる電流の挙動をフィルタを介して検出する。電流の挙動とモータ巻線のインダクタンスおよび電気角との間に存在する所定の関係を用いることにより、モータの電気角を求めることができる。この際、フィルタの影響により検出電流の立ち上がりが遅れることによる誤差を回避するために、電圧印加終了後、所定期間経過してから電流値を検出する。または、電圧の印加開始から所定期間経過した後に電流の変化率を検出する。この所定期間をフィルタの時定数Tfよりも十分大きく、モータ巻線の時定数Tmよりも十分小さい時間としておくことにより、上記誤差を回避できる他、フィルタの特性が変化しても、その影響を受けずに電気角を求めることができる。
請求項(抜粋):
多相交流を巻線に流し、該巻線による磁界と永久磁石による磁界との相互作用により回転子を回転させる同期モータの電気角検出装置であって、該巻線に所定期間、所定の電圧を印加する電圧印加手段と、該印加した電圧に応じて流れる電流値を、ノイズを除去する所定のフィルタを介して検出する電流検出手段と、前記電圧の印加を終了したときから、フィルタの時定数に応じた所定期間経過した後における電流値の検出を実行するように前記電流検出手段を制御する検出時期制御手段と、該検出された電流値に基づいて、電流値と電気角との関係に関する記憶情報を参照して、前記モータの電気角を演算する電気角演算手段とを備える電気角検出装置。
IPC (2件):
H02P 5/28 303 ,  H02P 7/36 303
FI (2件):
H02P 5/28 303 L ,  H02P 7/36 303 S
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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